「Amazon Fire TV Stick 4K」がAlexaと連携、声で呼びかけて操作

新製品

2018/10/19 18:00

 Amazon.co.jpは、音声アシスタント「Amazon Alexa」の機能が利用できる、「Alexa対応音声認識リモコン」が標準で付属するストリーミングメディア端末「Amazon Fire TV Stick 4K」を12月12日に発売する。販売価格は税込6980円。

最大4K/60p映像まで対応する新世代の「Amazon Fire TV Stick 4K」

 1.7GHzで動作するクアッドコアの新しいプロセッサーを搭載し、従来の第2世代Fire TV Stickに比べ、パフォーマンスは80%以上向上した。また、「4K Ultra HD」に加え、ストリーミングメディア端末として初めて「Dolby Vision」(今後提供予定)と「HDR10+」に対応し、手持ちのAV機器と組み合わせ、鮮明な映像、臨場感のあるサウンドを堪能できる。

 サイズは99×30×14mmとコンパクトで、重さは53.6g。カラーはブラック。付属の「Alexa対応音声認識リモコン」は、税込2980円で単体でも販売する。

 発売に先立ち、10月11日に開催したスマートスピーカー「Amazon Echoシリーズ」のメディア向け体験会で、「Amazon Fire TV Stick 4K」とEchoデバイスを組み合わせたデモを披露した。

 「Alexa対応音声認識リモコン」はBluetooth/赤外線をサポートし、対応するテレビとオーディオ機器の電源や音量、消音を直接ボタン操作できるほか、音声認識ボタンを押しながら、「アレクサ、4Kのテレビ番組を見せて」「アレクサ、アニメを見せて」などと話しかけると、目当てのコンテンツを検索・表示できる。
 
本体+リモコンで6980円、リモコン単体で2980円という価格設定。
待望のAlexa連携でテレビ番組・映画の検索がぐっとラクになり、ポテンシャルが向上した

 最新ニュース、天気予報の確認など、Alexaの便利な機能や、続々と登場するAlexaスキルも利用可能。さらに、Alexa搭載スマートスピーカーのEchoシリーズがあれば、付属のリモコンではなく、Echoデバイスに向かって話しかけても同様に操作できる。
 
Echoシリーズのラインアップ強化・モデルチェンジにあわせ、サービス・コンテンツの強化が進んでいる

 これらのAlexa連携機能は、12月に提供予定のソフトウェアアップデートを適用すると、第3世代の「Fire TV」、第2世代の「Fire TV Stick」に付属する音声認識リモコンでも利用可能になる。