I・Oデータ、USB接続の新テレビチューナー、「mAgicTV」も刷新

新製品

2018/05/23 15:00

 アイ・オー・データ機器(I・Oデータ)は5月23日、PCでテレビの視聴や録画ができる、USB接続タイプのコンパクトなシングルテレビチューナー「GV-MVP/AZ」を6月下旬に発売すると発表した。付属のアプリ「mAgicTV」はデザインを刷新し、さらに使いやすくなっている。

シングルテレビチューナー「GV-MVP/AZ」

 対応機種はUSB 2.0ポートを搭載したWindows PC。録画した映像は、一般的なテレビのように視聴したり、常に前に表示する設定で作業中に「ながら見」をしたりできる。ハードウェアトランスコードによる最大15倍録画に対応するため、ハードディスクの使用容量を抑えながらの録画が可能。BDやDVDへのダビング機能も搭載する。

 録画機能は、キーワードを登録すれば自動で録画予約できる「自動おまかせ録画」や、番組の放送時間が変わった場合に自動で予約時間を変更する「番組追従録画」、スリープや休止状態から復帰して録画を開始する「復帰録画対応」など。また、1.5倍や2倍速で音声を聞きながら再生できる「音声付早見再生」や「CM自動検出」、「録画番組ジャンル分け」などの再生機能を備える。

 GV-MVP/AZの操作は、添付のアプリ「mAgicTV 10」で行う。トップ画面を前バージョンよりもシンプルな設計にすることで、直感的に操作できるよう工夫した。どうしても操作がわからない場合は、録画や再生などの機能を立ち上げるたびにヘルプを呼び出す設定にすれば安心だ。データ放送や字幕放送、電子番組表にも対応している。
 
アプリの入り口は非常にシンプルなデザイン

 従来機種をもっていれば、あわせて使用することで複数の番組を同時に録画することができる。サイズは、高さ26×幅100×奥行き75mmで、重さは86g。税別価格は1万4300円。

 初期導入が簡単でインターネット環境に依存せずに使えるUSBモデルチューナーの需要は根強いものの、これまではピクセラ以外ほとんど選択肢がなかった。アイ・オー・データ機器は、「今回の新製品を投入することで、ユーザーが製品を比較して好みのものを選べる環境になる」と期待する。