I・Oデータ初、湾曲液晶ディスプレイを発表

新製品

2017/03/22 16:18

 アイ・オー・データ機器(I・Oデータ)は、ゲームへの没入感が高まる湾曲パネルを採用した初の液晶ディスプレイ「LCD-GC271XCVB」を4月下旬に発売する。価格はオープンで、税別の実勢価格は5万4800円の見込み。


LCD-GC271XCVB

 I・Oデータのゲーム向けブランド「GigaCrysta(ギガクリスタ)」の3機種目。画面サイズはフルHD対応の27型ワイドで、緩やかな曲線を描く湾曲パネルを採用。最大で1秒間に144回映像を書き換えられる144Hzの高速リフレッシュレートに対応し、動きの激しいゲームでも快適にプレイできる。

 さらに、画面を拡大した際のぼやけを改善する「超解像機能」を有効にしていても、「スルーモード」で内部フレームの遅延を0.05フレーム(約0.35m秒)に抑えた。特に、動きの速いゲームでは、操作と表示のズレが少なく、威力を発揮する。
 

約9.8mmの極細フレームなので、3枚並べても違和感は少ない
 

アクセントにブルーを加え、デザインにも力をいれる

 このほか、明暗のメリハリを出す「エンハンスコントラスト」、暗いシーンを鮮明に映し出す「Night Clear Vision(ナイトクリアビジョン)」など、ゲームに適した機能を搭載する。
 

背面の電源ボタンはアナログスティック

 スタンドは、自由に高さや角度を調整でき、画面の設定は、上下左右に動く、背面のアナログスティックで行う。映像入力端子としてHDMI2系統とDisplayPortを備え、音声出力も搭載。また、液晶パネル・バックライトを含めた5年間の長期保証がつく。