Amazon.co.jpは、12月5日、いつも使う日用品を簡単に注文できる小型端末「Amazon Dash Button」を日本で発売した。Amazon プライム会員だけが購入でき、通常の購入同様、「お急ぎ便」など、各種配送特典を利用できる。

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Amazon Dash Button(「フルグラ Dash Button」の例)

 Amazon Dash Buttonは、Wi-Fi経由でインターネットに接続し、Android/iOS端末向けに提供している「Amazonショッピングアプリ」を利用して、再注文したい商品を設定しておくと、ボタンを押すだけで簡単に再注文できる小型端末。再利用可能な接着テープと取り外し可能な付属のフックを使って、自宅のどこでも設置でき、日用品の在庫が切れた際、ワンクリックで注文できる。商品が届くまで、ボタンを何度押しても一回分しかカウントしない、重複注文を防止する機能もある。
 
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貼ったり、吊したり、自宅のさまざまな場所に設置できる

 当初は、洗濯用洗剤やシャンプー、シリアル、おむつ、ペットフードなど、700種類以上の有名ブランドの日用品向けに、40種類以上のDash Buttonをラインアップする。税込み価格は500円だが、Dash Buttonからの初回商品注文時に、商品代金から500円差し引かれるため、実質無料。

 Dash Buttonを使った注文は、商品、配送日、価格の確認通知がアプリに送信され、注文内容を確認した上で、変更やキャンセルも可能。「Amazon Dash Button」は、まずは2015年に米国で発売し、続いて、世界各国で販売を開始した。米国では、ボタンを通じた注文数は前年比で5倍以上に達したという。

 またAmazonは、機器メーカー向けにクラウドサービス「Amazon Dash Replenishment(アマゾンダッシュ リプレニッシュメント)」を発表した。各社のインターネット対応機器とAmazonのクラウドサービスをつなぎ、その機器で消費される商品がなくなりかけると、Amazon経由でその商品が自動的に再注文されるように設定する。例えば、炊飯器ならお米、洗濯機なら洗剤、プリンタならインクを自動的に再注文する。

 日本では、アイリスオーヤマ、エレコム、シャープ、船井電機、三菱レイヨン・クリンスイなどの家電・PC周辺機器メーカーが、各社の機器とDash Replenishmentとの連携に向けた取り組みを開始している。Amazonは、「Amazon Dash Button」と「Amazon Dash Replenishment」を組み合わせ、生活必需品の備蓄切れの心配のない、一歩進んだショッピング体験の提供を目指す。