夏本番を迎え、旅行などで出かける計画を立てている人も多いだろう。数日から数週間、家を空ける前に、やっておきたいことが掃除だ。できることなら、普段、なかなか手が回らない所まできれいにしてから出かけたい。夏休みを前に、8月1日に発売した三菱電機のサイクロン掃除機「風神 TC-ZXF30P」を試すことができたので、機能や使い勝手をレビューする。

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プレミアムタイプのサイクロン掃除機「風神 TC-ZXF30P」
 

排気でゴミを吹き飛ばす、進化した「エアブロー機能」の効果は?

排気の風力を利用して掃き掃除ができる「エアブロー機能」は、独自のサイクロン構造で、“キレイな排気”にこだわる三菱ならではのユニークな機能だ。「風神 TC-ZXF30P」は、「エアブローノズル」と「2WAYロングノズル」の新開発した2種類のアタッチメントを付属し、この「エアブロー機能」を強化したことが進化のポイントだ。
 
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新開発した幅広の「エアブローノズル」

 特に「エアブローノズル」は、ノズル先端から約50cm先の吹き出し風の幅を従来比2.6倍に広げた。3本の風車を使って比較した結果、従来機のノズルでは1本しか回らないのに、「エアブローノズル」は3本すべてを回すことができた。これは広い範囲のゴミを一気に吹き飛ばしたい時に有効だ。
 
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風車を使ったエアブロー機能の比較。従来のノズル(左)と
「エアブローノズル」装着時(右)を比べると、吹き出し風の幅の差は歴然だ
 
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エアブロー機能は、吸気口に接続しているホース(左)を排気口に付け替えるだけで使用できる

 このエアブロー機能には、レビュー前からかなり期待していた。なぜなら、玄関の裏にうっそうと茂った竹やぶがあり、そこから玄関に吹き込む枯葉が悩みの種だったからだ。

 実際に使ってみると、何とかしたいと思っていた枯葉を楽に掃き出すことができた。それだけでなく、掃除機で吸い込むと故障の原因になり得る小さな小石や砂も一緒に掃除できた。
 
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枯葉だけでなく、小石や砂も掃き出すことができた

 一方、「2WAYロングノズル」は、家具の裏など、手の届きにくい狭い場所の掃除に有効で、サッシで使ってみると、レールにたまった砂を先端のブラシでかき集めた上でベランダに吹き飛ばすことができた。
 
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サッシのレールは、ブラシと送風で掃除可能だ

 エアブロー機能は、三菱独自のサイクロン技術で実現したキレイな排気を利用する。ただ、家具の裏などに使うと、部屋の中をほこりが舞うことになる。それを許せるかは賛否両論だろう。

付属のふとん専用クリーンブラシで、ふとんも楽々掃除

 「風神 TC-ZXF30P」は、ふとん専用の「アレルパンチふとんクリーンブラシ」も新たに付属する。走行車輪とブラシが互いに逆回転するので、シーツなどを吸い込むことなく、片手で簡単に掃除できた。
 
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新たに付属する「アレルパンチふとんクリーンブラシ」の裏側と、ホース先端への接続方法

 ダニ対策をする上で、忘れがちなのがふとんを乾燥させた後の掃除。ヘッドを替えるだけでダニの死がいやフンをしっかり除去できる「アレルパンチふとんクリーンブラシ」は、日常的に使うには便利だ。
 
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片手で楽にふとんの掃除ができる

 コードレスのスティック型に比べ、手軽さに欠けるキャニスター型ながら、本体の重さ2.9kgの軽量設計と従来機種から引き続き採用する自走式パワーブラシで、思っていたよりも取り回しは楽だった。掃除場所によっては電源コードを差し替える必要があったが、その分、高い吸引力で長時間掃除ができたので、家の中を納得いくまでキレイにできた。

 一軒家のような広い家に住む人には、コードレスタイプより、バッテリー駆動時間を気にせず使える、コードのついた従来のキャニスター型掃除機のほうがおすすめだ。1台で家中をキレイにできる掃除機を探しているなら、「風神 TC-ZXF30P」も購入候補として検討してほしい。