• ホーム
  • ライフスタイル
  • 最新スマホも快適なバッファローのWi-Fiルータ、フラッグシップからワンルーム用まで

最新スマホも快適なバッファローのWi-Fiルータ、フラッグシップからワンルーム用まで

特集

2016/08/04 08:00

 バッファローWi-Fiルータは、ユーザーのライフスタイルに合わせた豊富なラインアップから選べるのが特徴だ。主要な機種のWi-Fi規格が、スマートフォン(スマホ)での快適な操作を実現する「11ac」に対応しているのがうれしい。広い住まい向けとして、電波を最適に調整できる可動式アンテナモデルも充実している。


充実のラインアップを誇るバッファローWi-Fiルータ
 
   最新のWi-Fi規格の「11ac」(アンテナ4本の対応機種)は、「11n」(アンテナ1本の対応機種)との転送速度の規格値比較で約11.5倍も速い。「11n」の150Mpbsに対し、「11ac」は、実に10倍以上の1733Mbpsとなっており、スピードは格段にアップする。最近増えているストリーミングの動画や音楽も、ストレスなくサクサクと快適な環境で視聴できる。

「11ac」は「11n」よりも約11.5倍の速さ

現行ラインアップで最速のフラッグシップモデル

 バッファローのWi-Fiルータ「WXR-2533DHP2」の最大通信速度(規格値)は5GHzで1733Mbps、2.4GHzで800Mbps。本体には4本の可動式アンテナを搭載し、従来機種の「WXR-2533DHP」よりも高速エリアが約23%も拡大した。実効スループットでも約1306Mbpsの高速無線を実現する(バッファロー調べ)。  
 

可動式アンテナを搭載する「WXR-2533DHP2」

 可動式アンテナのメリットは、住まいの広さや構造の違いによって電波の方向を変えられる点にある。電波は、アンテナに対して直交する方向に、波状形に広がる特性がある。そのため、アンテナを立てれば横方向に、アンテナを寝かせると上下方向に伸びていく。

 この電波の特性を利用して、例えばマンションや平屋建ての家ではアンテナを立てたWi-Fiルータを真ん中の部屋に置くと、良好な通信環境が得られる。逆に、上下方向に伸びている3階建ての家では、アンテナを寝かせたWi-Fiルータを2階の部屋に置くといい。  
 

可動式アンテナは、家の広さや構造によって電波の方向を変えられる

 「ビームフォーミング」という室内のモバイル端末を自動追尾する機能にも注目したい。これは、iPhone 6sやGalaxy S5など、Wi-Fiにつないでいる端末が移動しても、Wi-Fiルータ本体が端末を狙って通信品質を保つ機能である。視聴してる動画が止まったり、途切れることがなくなるので便利だ。

 これらの高速通信処理を可能にしているのが、1.4GHzの「高速デュアルコアCPU」の搭載だ。「WXR-2533DHP2」では5GHz用と2.4GHz用の補助チップを搭載しているので、2種類の電波を同時に高速処理できる。動画や音声、ブラウザなど、通信の内容によって優先順位が設定できる「アドバンスドQoS」も搭載。動画を優先トップに設定すれば、いつでもサクサクとした快適な動画視聴が可能になる。

 バッファローでは利用人数6人、接続台数18台という目安を挙げている。家族それぞれのスマホを使う時間帯が集中して、スピードが遅くなってしまいイライラすることがある家庭に最適な1台としておすすめだ。

接続機器が多く、広い住まいでも安定・高速通信

 2015年12月に発売した「WXR-1900DHP2」でも、「WXR-2533DHP2」と同じく利用人数6人、接続台数18台を目安に挙げている。「2533DHP2」と同様に可動式アンテナを搭載し、安定した通信環境を実現するためのいくつかの機能を搭載する。  
 

ノイズを回避して安定通信に強い「WXR-1900DHP2」

 室内のiPhone 6s/6などに対応したスマホ・タブレット端末を追尾する「ビームフォーミング」の搭載だけでなく、ビームフォーミング非対応のiPhone 5s/5c/5なども追尾する「ビームフォーミングEX」を搭載している。

 さらに、電子レンジなどの通信ノイズを自動で検知して回避する「干渉波自動回避機能」を搭載。また「バンドステアリング」に対応し、5GHz帯と2.4GHz帯のうち、どちらか混雑していない空いている帯域に自動で切り替えることで、快適な通信環境を実現する。つながる通信の種類に優先順位をつけられる「アドバンスドQoS」にも対応。CPUは1.0GHzのデュアルコアを採用しているので動画もサクサクと視聴できる。

 最近の住宅はキッチンとリビング、ダイニングが一緒のLDKタイプが多い。電子レンジなどのノイズを回避しながら安定した通信を実現するためにも、「WXR-1900DHP2」の選択は一考だろう。

ワンルームのお手軽Wi-Fi

 ワンルームなどでお手軽にスマホで快適なWi-Fiを楽しみたいユーザーにおすすめなのが「WCR-1166DS」だ。5月下旬から販売していて、税別価格は5500円前後とリーズナブルだ。  
 

手のひらサイズで手軽に導入できる「WCR-1166DS」

 「手のひらサイズ」が売りの「WCR-1166DS」は、重さわずか139g、サイズは幅50×高さ110×奥行109mmとコンパクト。部屋の窓のサッシにおけるほどの小さなサイズなので、一人暮らし用の部屋でもスマートにWi-Fi環境が楽しめる。

 もちろん高速Wi-Fi規格「11ac」に対応し、最大通信速度(規格値)は最大866Mbps。エントリーモデルながらも、室内のiPhone 6/6 Plusなどを追尾する「ビームフォーミング」に対応しているのもうれしい。

 スマホやタブレット用アプリ「QRsetup」に対応しているので、PCがなくてもスマホやタブレットからインターネット初期設定ができる。ファームウェアは「自動アップデート機能」で常に最新の状態に保ってくれるので安心だ。