日本マイクロソフトは7月15日、タブレット端末としても使えるノートPC「Surface」の最新情報に関する記者会見を開催し、価格改定や今後の取り組みについて発表した。


利用者を広げるため、価格改定する

 日本マイクロソフトのコンシューマー&パートナーグループ担当高橋美波執行役員は、「Surfaceが出た当初は2in1はなかったが、エンタメなど日常的に使っていただきたいと考え、タブレット端末としても使えるようにした。今後も新しい価値で市場を活性化していきたい」と語った。 
 


日本マイクロソフトのコンシューマー&パートナーグループ担当高橋美波執行役員

 日本マイクロソフトが実施した調査では、Surfaceの使用用途は58%がクリエイティブ用途で、使用者の29%が学生であり、手書き入力できる「Surfaceペン」の使用率は43%だった。この結果から、高橋美波執行役員は「これからのアプローチ先として、クリエイターや学生、法人を見ていく」と、今後の注力分野を挙げた。 
 


クリエイターや学生に向けてアプローチする

 マイクロソフトデバイス戦略本部三野達也本部長は、Surfaceペンの使用事例を実演しながら、利用者を広げる価格改定の狙いを説明した。一般向けに、「Surface Pro 4」と「Surface Book」の本体価格を1万2000円程度下げ、さらに学生へは「Surface Book」や「Surface Pro 4」、「Surface 3」が、さらに最大4万2000円安くなる学生優待プログラムを開始する。 
 


日本マイクロソフトのデバイス戦略本部三野達也本部長

 Surfaceシリーズは、2013年3月の発売から3年経ち、2in1デバイス市場を開拓、プレミアム領域を活性化したという。市場成長率は、前年比150%に及び、2in1の構成比は全体の21%に達するとみている。現在、国内では、オンラインストアのMicrosoft Storeのほか、9グループの家電量販店で取り扱っている。 
 

「Surface Pro 4」は最大2万円値下げ、大容量1TBモデルも追加


 価格改定後の参考価格は、「Surface Pro 4」のCore i5/128GB/4GBモデルが12万4800円(旧価格13万9800円)、Core i5/256GB/8GBモデルが15万9800円(17万9800円)、「Surface Book」のCore i5/128GB/8GBモデルが18万5800円(旧価格20万4800円)、Core i5/256GB/8GB/GPUモデルが23万7800円(旧価格24万9800円)など。 

 値下げ額は「Surface Pro 4」が最大2万円、「Surface Book」は最大2万5000円。同時に、「Surface Pro 4」「Surface Book」とも、第6世代 インテル Core i7搭載の最上位機種として、ストレージ容量1GBモデルを追加した。法人向け製品の価格も改定し、「Surface Pro 4」は参考価格9万9800円から、「Surface Book」は参考価格17万1800円からとなる。 
 


値下げ後の個人向け「Surface Pro 4」「Surface Book」の参考価格

 学生優待プログラムでは、大学や専門学校などに在籍している学生が「Surface Book」「Surface Pro 4」「Surface 3」本体と対象アクセサリを同時購入して申し込むと、キャッシュバックする(Surface Bookは本体購入のみ)。キャッシュバック金額はモデルによって異なり、「Surface Book」は2万2000円から4万2000円、「Surface Pro 4」は1万円から4万円、「Surface 3」は8000円から1万2000円。授業や就職活動などに役立つ、Windows 10搭載2in1デバイスとして売り込む。 
 


 あわせて、対象のSurface本体と「Surface ドック」または「Surface 3 ドッキングステーション」を同時購入すると、1万円キャッシュバックするキャンペーンを開始する。キャンペーン期間は2016年9月30日まで。「学生優待プログラム」とも併用できる。