パナソニック、「創風機Q」と首振りスタンドをセットで、越前漆モデルも

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2016/04/06 18:01

 パナソニックは4月6日、サーキュレーターと扇風機の1台2役を実現したボール形状の「創風機Q(キュー)」と最大360°回転する首振りスタンドをセットにした「F-BM25T」を5月10日に発売すると発表した。価格はオープン。


「創風機Q(キュー)」と首振りスタンドのセットモデル

 「Q」は、吸気口から取り込んだ風を増幅させて送り出す独自の誘引気流構造を採用。風量は吸い込んだ時点の約7倍となり、風速の変化が起こりにくい。従来の扇風機よりも、風の刺激でストレスを感じにくくなっている。5段階で風量が調節でき、パナソニックが25年以上研究している自然に近い風「1/fゆらぎ」機能も搭載する。カラーは、クリスタルレッド、シャンパンゴールド、パールホワイトの3色。 

 首振りスタンドは、60°から360°まで5段階で角度が調整できる。単体でも販売し、2015年発売の「F-BL25Z」でも使える。サイズは、幅191mm×奥行き195mm×高さ110mm、重さは0.8kgで、本体を含めたサイズは幅250mm×奥行き250mm×高さ336mm。重さは2.8kgになる。 

 このほか、100台限定の越前漆モデル「F-BM25TU」も発売する。越前漆は、日本有数の漆産地である福井県・越前の伝統工芸。質感と光沢感のある漆黒と高級感のある金色を組み合わせており、和洋問わずさまざまな部屋に調和する。日本有数の漆産地として知られる福井県で調合や塗装、乾燥の工程を経て、仕上げの磨きは職人が手がけた。4月6日から予約を受け付ける。 
 


100台限定の越前漆モデル

 税別の実勢価格は、本体と首振りスタンドのセットモデル「F-BM25T」が5万円前後、首振りスタンド単体の「F-ZM25T」が2万円前後、越前漆モデルの「F-BM25TU」が10万円前後の見込み。