日本でタブレット端末市場が本格的に立ち上がったのは2012年の秋、2012年版のNexus 7や初代のiPad miniが登場してからだ。9.7インチのiPadが大半を占めていた市場に、手になじむ7インチ台のちょうどいい小型製品が登場し、一気に市場が拡大した。現在では12.9インチのiPad Proが登場して大きさのラインアップが広がる一方、現在最も売れているのは、やはり8インチ前後の製品だ。Androidタブレットに絞ると、大ベストセラーになった2013年版のNexus 7が、いまだに根強い人気を維持する中、もう一回り大きな、8インチ前後の製品が拡大している。

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 現在Androidタブレット端末市場でダントツのシェアを握っているのがASUSだ。Googleと共同でNexus 7の2012年版と2013年版を開発、リリースしたことを足がかりに、大きなシェアを獲得し続けている。今年の1月は57.5%と6割近いシェアだったが、競争が激しくなるにつれ、ややシェアを落とした。しかし10月現在でも49.0%と、市場のほぼ半数を握っている。Nexus 7以降、MeMO PadやZenPadシリーズを展開してきた同社だが、ハイスペックで魅力的な8インチタブレットが登場した。ZenPad S 8.0(Z580CA)だ。 
 


 Nexus 7(2013年版)の根強い人気が続いている一つの要因は、画面の美しさにある。1920×1200ドットのディスプレイを備え、なめらかな文字を表現できるばかりか、画像、映像もストレスなく楽しめるからだ。1280×800ドットで本体が分厚く重かった2012年版に比べて格段の進歩を遂げた。 
 


いまだに売れ続けているAndroidタブレットの大ベストセラー「Nexus 7(2013年版)」

 この秋にASUSが発売したZenPad S 8.0 (Z580CA)は、それを上回る美しさとスペックを備え、16GBモデルで税別で3万円台半ば、32GBモデルで4万円台前半とリーズナブルな価格で手に入る。OSこそ違えど、iPad mini 4の対抗馬に十分なりうるタブレットだ。インチサイズは7インチより一回り大きい、現在主流の7.9インチ。画面占有率は74%と高く厚さ6.6mmと薄いため、手頃なサイズ感は維持できている。2048×1536ドットとフルHDを上回る解像度のIPSパネルを採用し高精細化。カメラもリア800万画素、フロント500万画素とスペックアップした。 
 


申し分のないパワーと画面の美しさが際立つ「ZenPad S 8.0」

 もちろん、基本性能も優れている。ストレージ32GBモデルを例にとると、RAMが4GB、インテルのクアッドコアCPU Atom Z3580を搭載するなど、タブレットとしては十分で余りあるパワーを備えている。そのほか、別売りで純正のタッチペン、Z Stylusと組み合わせて使えるのも楽しい。1024段階の筆圧感知に対応しつつも高速で快適に動作。筆文字風に手書きしたり、表現豊かなお絵かきを楽しむこともできる。 

 音にもこだわっており、タブレット端末で初めてDTS-HD Premium Soundに対応。2本のフロントスピーカーを使って5.1chのバーチャルサラウンドで音を鳴らすことができる。小さなボディながら、美しい画面と相まってミニ映画館を持ち歩いているような贅沢も楽しむこともできそうだ。 

 最近、外出先でスマートフォン(スマホ)より8インチ前後のタブレットを使うシーンをよく見かけるようになった。片手で操作できるスマホに比べ、機動力は若干劣るものの、画面の広さによるコンテンツ見のやすさ、ソフトキーボードでも十分に使える文字の打ちやすさが、スマホを凌駕するからだろう。外出先のメインマシンとしてタブレットを使うなら、画面が美しく、ストレスなくさくさく動くタブレットを選びたいものだ。 

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