指紋認証搭載USBメモリ、暗号化や認証に対応、オリエントコンピュータから

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2015/04/02 11:41

 オリエントコンピュータは、ファイル暗号化機能によって、ハッキングやマルウェア感染を原因とした情報漏えいを防ぐハッキング対応指紋生体認証セキュリティUSBメモリ「フィンガーエイト」を、5月に発売する。価格はオープンで、4GBモデルの税別の参考価格は1万3800円。

フィンガーエイト

 セキュリティUSBメモリ「セキュアセブン」の特別上位版で、暗号化データを復号化するための専用ソフト「PDディクリプター」が5ライセンス付属し、事務所や友人・知人との間で暗号化ファイルのやりとりが可能なプライベートネットワークグループを構築できる。

 復号化認証を利用し、誰でも復号化することが可能な一般メール送信方式のファイル暗号化を採用することで、パスワードをメールで送る方法のような誤送信による添付ファイルのデータ漏えいを防げる。

 「PDディクリプター」は、ハッキング防止専用ソフト「プロテクトDATA 5」や「プロテクトDATA SE」で暗号化したファイルも復号化できる。

 このほか、事前に登録したオンラインバンキングや会員制ウェブサイトにワンクリックでアクセスできる「ウェブログイン機能」を搭載し、IDやパスワードを外部からアクセスできない領域に、暗号化して保管しておくことで、フィッシングを防ぐとともに、キーボード入力が不要なのでキーロガーによるIDやパスワードの盗難も防げる。また、ワンタイムパスワードトークンにも対応する。

 対応OSはWindows 8.1/7/Vista。サイズは幅25×高さ10×奥行き73mm。