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パナソニック、4K30p撮影対応のウェアラブルカメラ「HX-A500」、カメラと液晶モニタを分けた二体型スタイル

ニュース

2014/05/14 17:37

 パナソニックは、4K30p撮影に対応したウェアラブルカメラ「HX-A500」を、6月12日に発売する。カラーは、オレンジ、グレーの2色。価格はオープンで、税別実勢価格で4万2000円前後の見込み。

HX-A500

HX-A500

 動画撮影時の有効画素数約903万画素の新・大型セル&裏面照射型高感度MOSセンサを搭載し、高精細化したウェアラブルカメラ。高速処理の画像処理エンジン「クリスタルエンジンPRO+」と新開発の高解像レンズシステムを採用し、民生用アクションカメラとしては世界で初めて4K30p撮影に対応する。

 カメラ部と、液晶モニタのついた本体部を分けた二体型スタイルを採用。カメラ部は小型・軽量で撮影時の負担が少ない。本体部には1.5型約11万ドットの液晶モニタを搭載し、手元で撮影時の画角確認などができる。液晶モニタの下にはジョイスティックを搭載。上下左右でメニュー選択&中央ボタンで決定し、画質設定・Wi-Fi設定などが液晶モニタを見ながら直感的に操作できる。

 付属のヘッドマウントは、左右の側頭部と後頭部の3点で支えるので負担が少なく、従来のヘッドマウントよりも装着感を向上した。また、ヘッドマウントを装着したまま帽子などをかぶることができる。

 広い補正エリアのブレ補正を採用し、激しいブレでもしっかり補正。また、ウェアラブルカメラの使用シーンで高い効果を発揮するようチューンアップした「傾き補正」で、乱れの少ないきれいな映像を撮ることができる。「傾き補正」は効果を強/標準/切の3段階から選択。撮影スタンバイ状態で傾きを補正した映像をスマートフォンに表示する「傾き補正チェック」機能で、補正を適用した映像を確認してから撮影を始めることができる。

 映像クオリティが大幅に進化したスーパースロー撮影は、すばやい動きのシーンも、はっきりと動きを捉えた映像として記録することができる。また、複数の動画から自動で見どころを抽出して、映像効果や音楽をつけて短い動画を作成する「ムービースライドショー」機能は、撮影時に重力センサが激しい動きを検知したシーンを抜き出す「ダイナミックモード」と、動きの少ないシーンを抜き出す「ナチュラルモード」の二つのモードから選択できる。

 本体はIP58準拠の防水・防塵性能をもち、無線通信はIEEE802.11b/g/n準拠の無線LANと、NFC(近距離無線通信)に対応する。動画の記録形式はMPEG-4 AVC。対応メディアは、microSDHC/microSDカード。カメラ部は、サイズが幅26.5×高さ26.5×奥行き68.5mmで、重さは約31g。本体部は、サイズが幅59.5×高さ94.0×奥行き26.7mmで、重さは約128g。

 別売アクセサリには、帽子のつばやバッグのストラップなどにはさんで取りつける「クリップマウント」や、本体部やカメラ部、ケーブルを収納して肩などにかけて撮影する「マルチベルト」、本体部をバーや平坦部に装着する「マルチケース」を用意する。

 会員サイト「Club Panasonic」では、「HX-A500」とマルチマウント「VW-MKA100」をセットで貸し出す「お試しキャンペーン」を、5月13日~7月24日に実施する。また、オンラインショップのPanasonic Storeでは、5月13日15時~6月3日13時にモニター販売を行う。

 さらに、7月31日までに「HX-A500」と4K対応「ビエラ」を同時に購入した人を対象に、もれなく3万円分の商品券をプレゼントする「4K対応ビエラ デビューキャンペーン」を実施する。応募は8月18日まで。