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ソニーモバイル、Xperiaのフラッグシップタブレット「Xperia Z2 Tablet」、ディスプレイやオーディオに最新技術を搭載

ニュース

2014/05/09 19:44

 ソニーモバイルコミュニケーションズ(ソニーモバイル)は、タブレット端末の新製品として、Xperiaのフラッグシップモデル「Xperia Z2 Tablet」のWi-Fiモデル「Xperia Z2 Tablet SGP512JP」を、ソニーマーケティングから5月31日に発売する。価格はオープンで、税別実勢価格は5万5500円前後の見込み。

Xperia Z2 Tablet

Xperia Z2 Tablet

 Xperiaスマートフォンから継承したコンセプト「オムニバランス(全方位型)」デザインと、超高剛性FRPパネルをきょう体に一体化したユニボディ構造を採用。デザイン性と持ち運びやすさを両立しながら、最薄部約6.4mmを実現した。別売でタブレットカバースタンドつきBluetoothキーボード「BKC50」や、タブレットを操作しながら通話したり、離れたところから動画や写真のスライドショーを再生したりできるハンドセット機能つきBluetoothリモートコントローラ「BRH10」(Xperia Storeのみ)、Bluetoothスピーカードック「BSC10」などアクセサリを拡充し、ノートPCやテレビのような多様な使い方を提案する。

「BKC50」「BRH10」「BSC10」

豊富なアクセサリ(左から、「BKC50」「BRH10」「BSC10」)

 解像度1920×1200ピクセルの約10.1インチディスプレイには、液晶テレビ「ブラビア」で培った技術と画づくりのノウハウを凝縮した「トリルミナスディスプレイfor mobile」を搭載。豊かで自然な色や、繊細な色の違いを鮮やかに描き出す。また、新開発のLive Color LEDを採用したことで、赤と緑の色域がさらに広がり、エメラルドグリーンなどの中間色も色彩豊かに再現する。さらに、独自の超解像技術「X-Reality for mobile」で、データの圧縮などで起こる画素の劣化を補正する。

 フロントステレオスピーカーを搭載し、独自のバーチャルサラウンド技術「S-Force フロントサラウンド」に対応。臨場感あふれる音を体感できる。また、周囲の騒音を感知し、騒音を最大約98.0%低減するデジタルノイズキャンセリング機能を備える。別売のデジタルノイズキャンセリングヘッドセット「MDR-NC31EM」やウォークマンに付属するノイズキャンセリングヘッドホンを接続することで、音楽や映像の再生時などに周囲の騒音を低減する。

 2.3GHzのクアッドコアCPU、3GB/ROM32GBの内蔵メモリ、裏面照射積層型CMOSセンサ「Exmor RS for mobile」を採用する約810万画素のメインカメラ、「Exmor R for mobile」を採用する約220万画素のフロントカメラ、Bluetooth 4.0、6000mAhのバッテリなどを搭載。IPX5/8相当の防水、IP5X相当の防塵性能で、水回りでも利用できる。サイズは、幅約266.0×厚さ約6.4×高さ約172.0mmで、重さは約426g。カラーは、ブラックとホワイトの2色。OSはAndroid 4.4。

 7月中旬に、KDDIと沖縄セルラーを通じて、LTE/3Gネットワークに対応するモバイルデータ通信対応モデル「Xperia Z2 Tablet SOT21」を発売する。サイズはWi-Fiモデルと同じで、重さは約439g。カラーは、ブラックとホワイトの2色。