KDDI、au携帯電話の契約数が4000万契約を突破

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2014/03/06 19:39

 KDDIと沖縄セルラーは、3月6日、au携帯電話の契約数が、2月24日に4000万契約を突破したと発表した。

 前身の日本移動通信(IDO)とDDIセルラーグループは、2000年7月1日に「au」ブランドに統合。その後、KDDIが発足した。02年4月に第3世代(3G)携帯電話サービス(CDMA1X)を、03年11月にCDMA 1X WINサービスを開始。12年9月21日には、「iPhone 5」の発売に合わせて4G LTEサービスを開始し、現在、受信時(下り)最大150Mbpsまで高速化している。
 
au契約者数の推移

au契約者数の推移


 当初、スマートフォンはAndroidだけだったが、11年8月にWindows Phoneを搭載した「Windows Phone IS12T」を発売、同年10月には、iOSを搭載した「iPhone」の取扱いを開始した。12年以降、「マルチデバイス」「マルチネットワーク」「マルチユース」の「3M戦略」を掲げ、スマートフォンを安心して使いこなせる「auスマートパス」などを展開。5月には「au ID」と連携し、インターネットとリアルを融合した新サービス「au WALLET」を開始する予定。契約数4000万突破にあたって、KDDIと沖縄セルラーは、「生活をより便利で、より豊かにする各種サービスをお届けし、お客さまの満足度向上に努めていきます」とコメントしている。
 

LTE国際ローミングエリアを7つの国・地域に拡大



 また、KDDIと沖縄セルラーは、3月7日、国際ローミングサービス「グローバルパスポート」で、LTEによる高速データ通信エリアにスイスを追加する。ヨーロッパでは、フランスに続き2国目。また、13年9月19日に提供を開始した香港で、新たに事業者(CSL)を追加する。

 利用料金は、渡航先の通信規格によらず、現行のUMTS/GSMと同一。海外パケット定額サービス「海外ダブル定額」も適用できるので、対応機種なら、1日最大2980円(免税)でLTEによる高速データ通信を利用できる。追加によって、LTEを利用できるエリアは、米国や韓国、中国など、7つの国・地域に拡大した。