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メディアドライブ、スマートフォン用OCRアプリ「e.Typist WorldOCR」、カメラで撮影した書類の変換に対応

ニュース

2014/03/03 16:17

 メディアドライブは、2月28日、iPhone/Android搭載スマートフォンのカメラで撮影した紙文書のOCR(光学文字認識)処理ができるアプリ「e.Typist WorldOCR」を、App StoreとGoogle Playで発売した。価格は、iPhone版、Android版ともに900円。発売記念キャンペーンとして、5月31日まで500円で販売する。

e.Typist WorldOCR

e.Typist WorldOCR

 PC用アプリケーションで実績のあるOCRエンジンで、高精度な文字認識処理ができるスマートフォン用OCRアプリ。追加辞書をアプリ内で購入することで、日本語や英語だけでなく、欧米言語(ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、オランダ語、ポルトガル語)や、東南アジア言語(タイ語、ベトナム語、マレー語)、アジア言語(中国語、韓国語)などに対応する。各言語とも価格は100円。

OCR処理時の画面(イメージ)

OCR処理時の画面(イメージ)

 OCR処理を行う前に、カメラで撮影した画像の歪みを補正してトリミングして、文書内をレイアウト解析して認識できる領域だけを自動抽出したり、複数の領域の認識順序を変更したりできる。縦書きと横書きが混在する文書や白抜き文字も認識する。

切抜き補正やレイアウト解析(イメージ)

切抜き補正やレイアウト解析(イメージ)

 認識したテキストデータは、EvernoteやDropbox、SugarSyncなどの外部クラウドサービスへ転送できる。転送するファイルの種類は、テキスト、画像、PDFから選択できる。ファイル名は、日付やOCR処理した文字を自動設定できる。

 このほか、認識結果のなかからキーワードの文字を自動抽出して検索する機能(日本語のみ)や、検索結果のメールへの添付、マイクロソフトのBing Translatorでの翻訳、電話番号やメールアドレス、URLの自動抽出、アルバムに保存した画像のOCR処理、認識結果の読み上げや音声による操作(iPhone版のみ)などの機能を備える。

 対応機種は、iPhone版がiOS 7.0以降を搭載したiPhone 5s/5c/5/4S/4、iPad Air/第4世代/第3世代、iPad mini Retina、iPad mini。Android版はAndroid 4.0を搭載し、オートフォーカス機能を備えたスマートフォン/タブレット端末。

・「e.Typist WorldOCR」のダウンロード
iPhone版
Android版