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ヤマハ、「VOCALOID3」対応の女性歌声ライブラリ「VOCALOID3 Library 杏音鳥音」、個性的な二つのライブラリを搭載

ニュース

2014/02/19 18:59

 ヤマハは、「VOCALOID3」対応の女性歌声ライブラリ「VOCALOID3 Library 杏音鳥音(アノンカノン)」のパッケージ版を、3月上旬に発売する。価格はオープンで、実勢価格は1万2800円前後の見込み。また、ダウンロード版を「VOCALOID」オフィシャルストアのVOCALOID STOREで3月3日に発売する。価格は1万2190円(税別)。

VOCALOID3 Library 杏音鳥音

VOCALOID3 Library 杏音鳥音

 双子の女子高生キャラクター「杏音(アノン)」と「鳥音(カノン)」の歌声ライブラリを収録。「杏音」は“デレ”っとしたじっくりと気持ちを届けるやさしい歌声を、「鳥音」は“ツン”としたまっすぐな感情を伝える力強い歌声を楽しめる。

 「杏音」は推奨音域がG2~E4で推奨テンポが60~160BPM、「鳥音」は、推奨音域がA2~E4で推奨テンポが80~180BPMと幅広く設定。それぞれのライブラリの特徴を生かして、ロックナンバーだけでなく、スピード感溢れるダンスミュージックなど、派手なトラックに負けない存在感でさまざまな音楽ジャンルに対応する。

 「杏音」と「鳥音」のキャラクターデザインには、イラスト投稿サイト「pixiv」を中心に活躍するイラストレーター「はくり」氏を起用。キャラクターの詳細は、新たなエンタテインメントの提案を目的としたプロジェクト「AnoKano Project」に掲載され、「八王子P」氏など、さまざまなボカロPによるデモ楽曲の公開を予定する。

 付属の「Tiny VOCALOID3 Editor」を使用する場合の対応OSは、Windows 8.1/8/7。「VOCALOID Editor for Cubase NEO」にも対応しているので、Windows/Macどちらの環境でも、「Cubase 7シリーズ」と「VOCALOID Editor for Cubase」との組み合わせによって、楽曲の編集や歌声にエフェクトなどの効果を加えることができる。

 パッケージ版には、「杏音」「鳥音」の音声ファイルのほか、「VOCALOID3 Editor」用のWAVトラック、「VOCALOID Editor for Cubase」のAudioトラックで使用できる非圧縮Wave形式のボイスマテリアルを200以上収録。従来のボイスマテリアルにはなかった「Clap your hands」「Yo!」「Hoooooo!!」など、ダンスミュージックに特化したマテリアルも収録する。