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パナソニック、デジタルハイビジョンビデオカメラ「HC-W850M」「HC-V750M」、世界初の「4ドライブレンズシステム」搭載

ニュース

2014/01/10 16:05

 パナソニックは、デジタルハイビジョンビデオカメラの新製品として、世界初の「4ドライブレンズシステム」と、有効約600万画素の裏面照射型センサを搭載した「HC-W850M」「HC-V750M」を、2月20日に発売する。

「HC-W850M」と、「HC-V750M」

「HC-W850M」(左)と、「HC-V750M」

 四つのレンズ群が、それぞれ個別のモーターで動作制御を行う「4ドライブレンズシステム」を、世界で初めて採用。本体を大型化することなく、光学20倍ズームを実現した。

 撮像素子には、従来機種「HC-V720M」からセンサ有効エリアの面積を約2倍にした有効画素数約600万画素の「新・大型セル&裏面照射型高感度MOSセンサ」を採用。処理速度を大幅に向上した「クリスタルエンジンPRO+」との組み合わせによって、高精細の映像を撮影できる。1画素あたりのサイズは「HC-V720M」の135%に大型化し、夜景など暗いシーンでもノイズを抑える。

 傾き補正は、補正範囲を約2倍に向上し、効果を3段階で切り替えることができる。「5軸ハイブリッド手ブレ補正」と組み合わせることで、傾きと手ブレを強力に補正する。腕を高く上げての撮影や、長時間の撮影にも威力を発揮する。

 IEEE802.11b/g/n準拠の無線LAN機能を搭載し、別の部屋の様子をスマートフォン経由で確認できる「ベビーモニター」や、Ustreamでのライブ配信、「お部屋ジャンプリンク」(DLNA)を使ったDLNA対応テレビでのワイヤレス再生など、無線LANを活用する多彩な機能を備える。NFC(近距離無線通信)に対応し、NFC対応Android搭載スマートフォンとワンタッチで無線LAN接続できる。

 撮影した静止画をつなぎ合わせて本体でコマ撮り再生をする「かんたんコマ撮りモード」や、撮影した動画からベストショットを自動的に切り出して1枚の写真に構成する「おまかせフォトコラージュ」、赤ちゃんの生年月日と名前を登録すると撮影した動画を月齢ごとにサムネイル表示する「ベビーカレンダー」などの機能を搭載する。

 動体追尾機能は、別売のリモートパンチルター「VW-CTR1-K」と組み合わせれば、本体単体ではできないパンやチルトの遠隔操作や自動操作ができる。撮影方向は左右約180°、上下約15°で、スマートフォンからのリモート操作も可能。

 対応メディアはSDXC/SDHC/SDカード。

 「HC-W850M」は、液晶モニタの側面に回転式のサブカメラを搭載。メインカメラと同時にサブカメラでの撮影ができ、サブカメラの映像は画面に小窓(ワイプ)で表示する。同じ方向のアップと遠景、正面と横、被写体と撮影者など、二つの場面を同時に捉えることができる。

 内蔵メモリは64GB。サイズは幅65×高さ73×奥行き161mmで、重さは約362g。カラーは、ブラック、ブラウン、ホワイトの3色。価格はオープンで、実勢価格は11万円前後の見込み。

 「HC-V750M」は、内蔵メモリが32GB。サイズは幅65×高さ73×奥行き141mmで、重さは約354g。カラーは、ブラウン、ホワイトの2色。価格はオープンで、実勢価格は9万円前後の見込み。