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オリンパスのコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS SH-60」、3軸手ブレ補正と光学24倍ズームを搭載

ニュース

2013/09/26 15:08

 オリンパスイメージングは、3軸(静止画)/5軸(動画)の手ブレ補正機能と光学24倍ズームレンズ、複数の視点で撮影した写真から1枚の作品をつくる「フォトストーリー」を搭載したコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS SH-60」を、10月上旬に発売する。カラーは、シルバー、ブラック、ホワイトの3色。価格はオープンで、実勢価格は3万5000円前後の見込み。

OLYMPUS STYLUS SH-60

 有効画素数1600万画素の2.3分の1インチ裏面照射型CMOSセンサと、焦点距離4.5~108mm(35mmフィルム換算で25~600mm相当)の光学24倍ズームレンズを搭載する。

 CMOSセンサと画像処理エンジン「TruePic」によって、高感度、低ノイズ、高速AF(オートフォーカス)、高速起動を実現した「iHSテクノロジー」に対応。夜景や逆光など、撮影が難しいシーンでも見たままの美しさを残すことができる。

 手持ち夜景モードとHDR逆光補正では、1回のシャッターで画像を複数枚高速撮影し、自動合成する。また、超解像技術を利用することで、ほぼ画像劣化のないデジタルズームを実現する。さらに、29シーンを自動認識して撮影できる「iAUTO機能」を備える。

 手ブレ補正機構は、イメージセンサを回転することで回転ブレに対応した3軸の手ブレ補正を搭載。動画撮影時にはカメラが並進ブレ(並行にシフトするブレ)を補正するとともに、回転ブレを機械的に補正するハイブリッド5軸による手ブレ補正を行う。

 「フォトストーリー」は、写真撮影の作画力や表現力を引き出す新機能で、一つのシーンを複数の視点から撮影して、1枚の作品に組み合わせることで日常の風景や思い出のシーンを演出する。スタンダード、スピード、ズームイン/アウト、ファンフレームの4種類からテーマを選択し、フレーム内をタッチして撮影していくだけでこだわりの作品が完成する。

「フォトストーリー」のテーマ。左から、「スタンダード」「スピード」「ズームイン/アウト」「ファンフレーム」

 テーマによって、タイプや効果、フレームのアスペクト比と分割数の組み合わせが選択できるので、雰囲気のある個性的な作品をつくることができる。また、ライブビューで仕上がりのイメージを確認しながら撮影を進められるので、多彩な表現を思い通りに楽しめる。

 このほか、「フォト・イン・ムービー」「60iムービー」「ハイスピードムービー」に対応したアドバンスムービーモードや、フルハイビジョン動画撮影機能、「マジックフィルター」、専用アプリ「OLYMPUS Image Share」を利用したスマートフォンとの連携など、多彩な機能を備える。

 対応メディアはSDXC/SDHC/SDカードで、UHS-IメディアやEye-Fi/FlashAirカードにも対応する。内蔵メモリは39.3MB。サイズは幅112.1×高さ63.5×奥行き42.4mmで、重さは269g。