デジタルライフ推進協会、テレビ放送60周年の2013年を「スマート視聴元年」と宣言

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2013/06/11 18:17

 デジタルライフ推進協会(DLPA)は、テレビ放送の開始から60周年を迎えた2013年を「スマート視聴元年」と宣言するとともに、自宅にある録画したテレビ番組を外出先からリモート視聴できる技術的環境を整え、ユーザーに新しいテレビの視聴スタイルを提案する。

リモートアクセスによる新しいテレビ視聴スタイルのイメージ

リモートアクセスによる新しいテレビ視聴スタイルのイメージ

 DLPAは、今年1月に外出先からでも自宅のNASに保存したデジタル放送番組をネットワーク経由で視聴するための「リモートアクセスガイドライン」を策定。5月には、ガイドラインに準じた製品に対して対応ロゴの提供を開始した。2013年6月現在、スマートフォンやPC、NASなど、11製品(うち2製品は予定)がロゴを取得している。

 DLPAでは、ネットワークを介して、あらゆる場所で好きな時間でのテレビ番組視聴が実現したことを受けて、ネットワーク経由での視聴スタイルを「スマート視聴」と命名し、2013年を「スマート視聴元年」として宣言する。

 DLPAが2013年5月27日~5月31日に、20歳以上の男女1114名を対象に実施したテレビ視聴に関するインターネットアンケートによれば、半数近くのユーザーが1年前と比較してテレビの視聴時間は変わらず、テレビ番組の録画先としてはレコーダー内蔵HDD、ブルーレイ/DVD、テレビの内蔵/外付けHDDの順で使用されている。

 約4割のユーザーが、「録画した番組を見るほうが多い」「ほとんど録画した番組しか見ない」と回答しており、約半数のユーザーがリモートアクセスに対して興味があると回答した。