ソニー、PC新シリーズ「VAIO Fit 15」など「VAIO」2013年夏モデル

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2013/05/08 16:12

 ソニーは、パソコン「VAIO」の2013年夏モデルを5月18日から順次発売する。タッチ対応モデルを拡充し、新シリーズ「VAIO Fit(バイオフィット)」を投入する。

VAIO Fit 15(シルバー)

VAIO Fit 15(シルバー)

 ラインアップは、独自の「Surf Slider方式」でタブレット形状にもなるウルトラブック「VAIO Duo 11」、ホームノートPC「VAIO Fit」、24型ワイド液晶を搭載した一体型デスクトップPC「Lシリーズ」の3シリーズ9機種。「Lシリーズ」は、地上・BS・110度CSデジタルチューナーを搭載し、テレビを視聴・録画できる。

 新シリーズ「VAIO Fit」は、写真や映像、文字を美しく表示する15.5型ワイドの高輝度フルHD液晶ディスプレイを搭載した「VAIO Fit 15」、14型ワイドの液晶ディスプレイを搭載した「VAIO Fit 14」、15.5型のワイド液晶ディスプレイを搭載した「VAIO Fit 15 E」を用意する。カラーは、タッチ操作に対応する「VAIO Fit 15」「VAIO Fit 14」がシルバー、ブラック、ピンクの3色、タッチ非対応の「VAIO Fit 15 E」はホワイトとブラックの2色。

左から、VAIO Fit 15(ブラック、ピンク)、VAIO Fit 15 E(ホワイト)

左から、VAIO Fit 15(ブラック、ピンク)、VAIO Fit 15 E(ホワイト)。
VAIO Fit 15は1920×1080ドットのフルHDに対応する

 「VAIO Fit 15」は、タッチ操作に対応しながら、厚さ22.5mmのスリムボディを実現。天板には細かいラインの入ったヘアライン加工のアルミを採用し、高級感あるデザインに仕上げた。BDXL対応ブルーレイディスクドライブ、大容量と高速起動・高速駆動を両立した1TBのハイブリッドHDDを搭載する。

 スタンダードモデル「VAIO Fit 15 E」は、約1TBのHDD、DVDスーパーマルチドライブのほか、パワフルな重低音を実現する大型BOXスピーカー、サブウーファーを搭載。上位モデル同様、クリアで臨場感ある音を簡単に楽しめる「ClearAudio+」モードを備える。

 全機種が「Windows 8」とマイクロソフトの統合オフィスソフト「Office Home and Business 2013」をプリインストール。また、「VAIO Fit」と「VAIO Duo 11」は、NFC(近距離無線通信)を搭載し、NFC対応ヘッドホンやスピーカー、スマートフォンをかざせば、写真や音楽をワイヤレスで転送・ストリーミングできる。

VAIO Duo 11(ブラック)

VAIO Duo 11(ブラック)

 店頭販売する標準仕様モデルの価格はオープンで、実勢価格は「VAIO Fit 15」の「SVF15A18CJS・B・P」が約18万円、「SVF15A17CJS・B・P」が約16万5000円、「VAIO Fit 14」の「SVF14A19CJS・B・P」が約15万円、「VAIO Fit 15 E」の「VF15217CJW・B」が約10万5000円、「VAIO Duo 11」の「SVD11239CJB」が約16万円の見込み。

SVL24149CJB(ブラック)

LシリーズのSVL24149CJB(ブラック)

 一体型デスクトップPC「Lシリーズ」は、専用メガネなしで3D映像が楽しめる「グラスレス3D」に対応する最上位モデル「SVL24149CJB」が約25万5000円、「SVL24148CJW・B」が約23万円、「SVL24147CJW・B」が約21万円、タッチ非対応の「SVL24146CJWI」が約19万円の見込み。それぞれ、仕様をカスタマイズできる「VAIOオーナーメードモデル」も用意する。