ドコモ、2013年春モデルを発表、特徴は高精細、高速通信、高速処理

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2013/01/23 20:39

 NTTドコモは、1月22日、2013年春モデルの新製品発表会を開催し、スマートフォン9機種、タブレット端末2機種のほか、Wi-Fiルータを紹介した。

春モデルとしてスマートフォン、タブレットなど12機種を発表

 冒頭、加藤薫社長が「春は出会い、新しい始まりの季節。新生活のパートナーとしてぴったりのモデルを揃えた。春モデルの特徴は、高精細、高速通信、高速処理の三つ」と説明した。 

春モデルの特徴を説明する加藤社長

<高精細> ドコモ初のフルHD対応モデルを投入



 高精細モデルとして、ドコモのスマートフォンで初めてフルHD(1080×1920)ディスプレイを搭載したモデルを投入する。ラインアップは、スマートフォンは「Xperia Z SO-02E」「ARROWS X F-02E」「ELUGA X P-02E」「Optimus G pro L-04E」の4機種、タブレット端末は「Xperia Tablet Z SO-03E」だ。 

スマートフォン4機種にフルHDディスプレイを搭載

 フルHD対応によって、家庭のブルーレイディスク(BD)レコーダーなどで録画したフルHD画質の映像をスマートフォンに転送し、画質を落とすことなく楽しむことができる。なかでも「Xperia Z SO-02E」は、ソニーの液晶テレビ「ブラビア」で培った高画質エンジン「モバイルブラビアエンジン2」を搭載し、鮮やかな色彩を再現する。

→2013年春モデルの詳細はこちら

<高速通信> 112.5Mbpsの対応エリアは6月末までに50都市以上に拡大



 また、高速データ通信サービス「Xi(クロッシィ)」のサービスエリアを拡大する。下り最大112.5Mbpsの通信サービスを3月に開始する予定で、サービス開始時は22都市、6月には50都市以上で提供する計画だ。また、対応端末として「Ascend D2 HW-03E」と「モバイルWi-Fiルーター HW-02E」を投入する。 

下り最大112.5Mbpsの通信サービスを3月に開始

112.5Mbps対応の「Ascend D2 HW-03E」

 75Mbps対応エリアも引き続き拡大していく。2012年12月末で500局だった対応基地局を、3月までに4000局、6月には1万局にする。 

75Mbps対応エリアも順次拡大する

<高速処理> デュアルコアからクアッドコアへ



 ストレスのない、快適な操作を実現するために、クアッドコアCPU搭載モデルのラインアップを拡充した。スマートフォンでは「AQUOS PHONE EX SH-04E」「MEDIAS X N-04E」「ELUGA X P-02E」「Xperia Z SO-02E」「ARROWS X F-02E」「Ascend D2 HW-03E」「Optimus G Pro L-04E」の7機種、タブレットでは「Xperia Tablet Z SO-03E」「dtab」の2機種がクアッドコアを搭載。春モデルのほぼすべてがクアッドコアCPUを搭載したことになる。

 このほか、新規契約する学生とその家族を対象に、学生の基本使用料を最大37カ月無料にする「応援学割」や、学生とその家族が新規契約/機種変更で、携帯電話やスマートフォンを購入する際、代金を割引く「学生家族いっしょ割」のキャンペーンを実施する。