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インターネット、音楽作成ソフト「Singer Song Writer 10」、UIやオーディオエンジンを一新

ニュース

2012/10/10 17:46

 インターネットは、音楽作成ソフト「Singer Song Writer」シリーズの最新版、「Singer Song Writer 10 Professional」と「Singer Song Writer 10 Standard」を、11月9日に発売する。

「Singer Song Writer 10 Professional」(左)と、「Singer Song Writer 10 Standard」

 「Singer Song Writer 10」は、作曲、アレンジ、レコーディング、サウンドメイク、ミキシング、マスタリング、リリースと、音楽制作のすべてのワークフローをこなすためのオーディオとMIDIを統合した音楽制作ソフト。ユーザーインターフェース(UI)を一新し、ツールバーやソングエディタは配色のカスタマイズができる。

「Singer Song Writer 10 Professional」の画面イメージ

 オーディオエンジンを刷新し、より高品位なサウンドと安定した同期精度を実現するとともに、オーディオトラックで最大8ポートまでの同時録音に対応する(ASIO対応デバイスの場合)。また、ボーカルのピッチやタイミングのズレを補正するボーカルエディタを搭載し、バーチャルオーディオトラック内のオーディオデータをChain機能でイベントごとに選択することで、ベストテイクを作成できる。

 ReWire2.6.3対応で、オーディオ、MIDI、EFFECT、GROUP、FOLDER、VSTi、ReWireトラックを備え、各トラックは無制限(MIDIは256トラック)の追加や削除に対応する。ソングエディタでは、各トラックの入れ替えや、コントロールレーンの任意の表示もでき、異なるコントロール間のコピー&ペーストや、オーディオ、MIDIトラックのオートメーションなど、フレキシブルな楽曲制作を実現する。

 このほか、「VOCALOID3 Editor」とのReWire接続に対応し、64ビット版アプリケーションでも32ビット版のVSTが利用できるなど、多彩な機能を搭載。VSTは、「Professional」なら最大64個、「Standard」なら最大8個の利用が可能で、ReWireによって他のDAWやインストゥルメントと連携し、ハイエンドな制作環境を構築できる。

 対応OSは、Windows 8/7/Vista/XP。価格は、「Singer Song Writer 10 Professional」が5万8800円、「Professional クロスアップグレード版」が4万2000円、TASCAMのオーディオインターフェース「TASCAM US-144 MK II」が付属する「Professional -First Studio Pack -」が6万2800円、「Professional アカデミック」が4万2000円。

 「Singer Song Writer 10 Standard」が3万4650円、「Standard クロスアップグレード版」が2万5200円、「TASCAM US-144 MK II」付属の「Standard -First Studio Pack -」が4万1790円、「Standard アカデミック」が2万5200円。