ソニー・コンピュータエンタテインメント（SCE）は、9月19日、小型・軽量化し、デザインを一新した「PlayStation 3（PS3）」を、9月25日の北米を皮切りに全世界で発売すると発表した。日本では10月4日に発売する。価格は、HDD容量500GBモデル「CECH-4000C」が2万9980円、250GBモデル「CECH-4000B」が2万4980円。今回、新たに12GBのフラッシュメモリを標準搭載したモデルを追加し、欧州（229ユーロ）と香港で発売する。

　新型PS3は、本体各部の構造を見直し、新たに設計・デザインすることで、初期モデル（HDD容量60GBモデル）比で50％以下の小型・軽量化を図った。また、現行モデル（CECH-3000シリーズ）比では、25％の小型化と20％の軽量化を実現している。本体には、スライド式のディスクカバーを採用。PS3の曲面を生かしたフォルムで、さまざまな場所に違和感なく設置できるシンプルなデザインに仕上げた。

　機能は、現行の「PlayStation 3（PS3）」を踏襲。HDD容量は現行モデルの320/160GBから大幅に拡張し、これまで以上に多くのゲーム、音楽、写真、動画などのコンテンツを保存して楽しむことができる。さらに、同時発売する250GBの専用HDDを本体に装着することで、ストレージ容量を拡張することができる。

　サイズは、幅約290×高さ60×奥行き230mmで、重さは約2.1kg。IEEE 802.11 b/g規格の無線LAN、Bluetooth 2.0、BD/DVD/CDドライブ（読出し専用）などを搭載する。カラーは、チャコール・ブラックとクラシック・ホワイト。

　このほか、11月22日の『みんなのGOLF 6』の発売に合わせて、HDD容量250GBの「PS3」と『みんなのGOLF 6』のセット「PlayStation3 スターターパック チャコール・ブラック」「PlayStation3 スターターパック クラシック・ホワイト」を数量限定で販売する。価格は2万5980円。