ソフトバンクモバイル、「iPhone 5」の詳細を発表、下取りプログラムも提供

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2012/09/15 15:30

 ソフトバンクモバイルは、アップル製スマートフォン「iPhone 5」を、9月21日午前8時から、全国のiPhone取扱い店とソフトバンクオンラインショップで発売する。

「iPhone 5」の紹介ページ

 「iPhone 5」は、まったく新しいデザインに一新。4インチの「Retinaディスプレイ」や、極めて速いパフォーマンスを実現するA6チップ、1080pのフルHD動画を撮影できる800万画素の「iSightカメラ」などを搭載しながら、これまでのiPhoneシリーズで最も薄く、軽い。従来の3G通信に加え、次世代高速通信規格「LTE」に対応する。容量は16GB/32GB/64GBの3種類、カラーは、ブラック&スレートとホワイト&シルバーの2色。

 「iPhone 5」の発売に合わせて、ソフトバンクモバイルは、「SoftBank 4G LTE」のブランド名で、下り最大75MbpsのFDD-LTE方式の高速データ通信サービスを開始する。あわせて「SoftBank 4G LTE」向けの新しい料金プランを導入し、「iPhone 5」向けには、データ通信が使い放題のフラット型パケット定額サービスを月額5460円で利用できる特別プラン(4G LTE 定額プログラム)を提供する。

 直営店のソフトバンクショップで新規契約して、機種ごとに一定金額を最大24か月間、割り引く「月月割」を適用した場合の実質負担額は、16GBモデルが0円、32GBモデルが1万320円(毎月430円)、64GBモデルが2万640円(毎月860円)。現金販売価格は、16GBモデルが5万1360円、32GBモデルが6万1680円、64GBモデルが7万2000円。

 「iPhone 5」向けのおすすめ料金プランの場合、月額料金は、基本使用料「ホワイトプラン(i)」980円、インターネット接続サービス「S!ベーシックパック」315円、フラット型パケット定額サービス「パケット定額 for 4G LTE」5460円の合計6755円から。基本使用料は「ホワイトプラン(i)」以外のプラン、パケット定額サービスは、「パケットし放題フラット for 4G LTE」、従量制の「パケットし放題 for 4G LTE」も選べる。

「iPhone 5」購入時の毎月の支払いイメージ


 さらに、「iPhone 5」を購入し、他の携帯電話会社からMNPを利用して新規契約する乗り換えユーザーを対象とした「【新】iPhone かえトクキャンペーン」(10月1日からは「iPhone 4S」も対象)と、iPhoneを含むソフトバンク携帯電話から「iPhone 5」に機種変更するユーザーを対象とした「iPhone かいかえ割」を、9月21日から11月30日まで実施する。乗り換えの場合、「【新】 iPhone かえトクキャンペーン」と「のりかえ割」との併用で、月額980円の基本使用料が2年間無料になり、機種変更の場合、月額980円の基本使用料が1年間半額になる。

 また、指定のスマートフォン購入者を対象に、それまで利用していたスマートフォンを下取りする「下取りプログラム」を、9月21日から11月30日まで実施する。対象機種は「iPhone 4S」「iPhone 4」で、今後、Android搭載スマートフォンなどへの拡大も検討していく。

 例えば「iPhone 5」に機種変更した場合、「iPhone 4S」を1万2000円(1000円×12か月)、「iPhone 4」を8000円(1000円×8か月)で下取りし、毎月の利用料金から1000円ずつ下取り金額分を割り引く。ただし、液晶割れなど、大きな破損がある場合は下取りしない。