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パイオニア、高音質再生を実現したインテグレーテッドアンプとスーパーオーディオCDプレーヤー

ニュース

2012/09/14 15:22

 パイオニアは、インテグレーテッドアンプ「A-70」「A-50」とスーパーオーディオCDプレーヤー「PD-70」を10月中旬に発売する。価格はオープン。

インテグレーテッドアンプ「A-70」(上段)と「PD-70」

 「A-70」「A-50」はアナログレコードから最新のPC音源まで、幅広い音楽ソースを高音質で楽しめるアンプ。「ダイレクトパワー FET」を採用した新開発のクラスDアンプを搭載。プリアンプ部とパワーアンプ部を鋼板の構造体で分離し、相互干渉ノイズを遮断して、セパレートアンプのようなニュアンス豊かな再生と円滑なスピーカー駆動を実現した。

上位モデルの「A-70」

 上位モデルの「A-70」は、米ESS社製D/Aコンバータ「SABRE32」を搭載し、USB DAC機能による192kHz/32bitデジタル信号の低ジッター再生を実現。プリアンプ/パワーアンプ部それぞれに、十分な容量をもつカスタム電源トランスを配置した。「A-50」は独自トランスはないが、大容量電源トランスを搭載し、プリアンプ/パワーアンプ部に巻線を分けて相互干渉を抑える。

下位モデルの「A-50」

 定格出力は2機種共通で、90W×2ch(4Ω)、65W×2ch(8Ω)。スピーカー出力はAとBの2系統で、同時出力やバイワイヤリング接続に対応する。価格は、USB DAC機能を備えた「A-70」が17万7000円前後、「A-50」が9万4000円前後の見込み。

 「PD-70」は、SACDやDSD音源の高音質再生に対応したSACDプレーヤー。配信サービスからダウンロードしたDSD音源の再生にも対応する。

SACDプレーヤー「PD-70」

 DSD信号をダイレクトに高精度処理する192kHz/32bit D/Aコンバータを、左右の音声チャンネルに使用。高精度の変換と、チャンネル間の干渉の少ないサウンドを再生。「ジッターリダクション回路」と、音声信号を32bitまで拡張処理する「Hi-bit 32 Audio Processing」を搭載する。

 自社開発の光ピックアップや、摩擦が少なく、回転が安定しているブラシレスモーターなどで、高い読取り精度をもつ自社開発ドライブを搭載。独自の制振CDトレイ構造「アコースティックダンパートレイ」によって、ディスクやピックアップに伝わる外部振動をダンパーで吸収し、クリアな音を再生する。

 フロントパネルにUSB入力端子を備え、iPod、iPhone、iPad内の音楽ファイルを高音質で再生。USBメモリに保存したWMA、MP3、AACファイルの再生にも対応する。価格は9万4000円前後の見込み。