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日立ソリューションズ、湘南ベルマーレとスタジアム内エリア放送「ベルセグ」を開始

ニュース

2012/07/18 18:38

 日立ソリューションズは、サッカーJリーグの湘南ベルマーレと共同で、日本初のスタジアム内エリア放送「ベルセグ」(エリアワンセグ)の配信を、Shonan BMWスタジアム平塚で7月22日に開始する。

「ベルセグ」のロゴマーク(左)と画面イメージ

 Shonan BMWスタジアム平塚の来場者やサポーターが、ワンセグ機能つきの携帯電話やスマートフォン、ゲーム機などの端末を使って無料で楽しめる。

 開門からキックオフまでの間は、「馬入日記TV」などの選手インタビューや選手出演の企画番組、クラブインフォメーション、ベルマーレスポーツクラブ情報など、一般来場者からコアなサポーターまでを対象に、エリア放送ならではの選手の個性を伝える企画番組を放送。キックオフ後は、湘南ベルマーレ寄りの独自の解説を交えた実況中継の配信を予定している。

 また、データ放送では、イベント情報やクラブからのお知らせ、公式携帯サイトへのリンクなどを配信するとともに、地域広告や視聴者特典クーポンを配信する計画もある。

 サービスエリアは、Shonan BMWスタジアム平塚内のすべての客席で、チャンネルは42ch。今シーズンの放送は、7月22日のモンテディオ山形戦、7月29日のギラヴァンツ北九州戦、8月19日の東京ヴェルディ戦、8月26日の栃木SC戦、9月14日のザスパ草津戦、9月30日のロアッソ熊本戦、10月7日の愛媛FC戦、10月21日のジェフユナイテッド千葉戦、11月4日のガイナーレ鳥取戦の合計9試合を予定している。

 日立ソリューションズと湘南ベルマーレは、総務省が選定した「ホワイトスペース特区先行モデル」として、2010年9月~2011年11月にすべてのホームゲームで先行実証実験を行い、毎試合で高視聴率を上げた。2012年4月のエリア放送制度施行に伴い、湘南ベルマーレを免許人とするエリア放送を申請し、7月13日に総務省関東総合通信局からスタジアム内に限定したエリア放送として日本初の免許交付を受けた。