カシオ、モニタとフレームが回転するフリースタイルデジタルカメラ「EXILIM EX-TR150」

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2012/04/06 15:53

 カシオ計算機は、モニタとフレームに回転機構を備えたコンパクトデジタルカメラ「EXLIM EX-TR150」を、4月20日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は3万円前後の見込み。

EXLIM EX-TR150

 2011年に発売した「EX-TR100」の後継モデル。35mmフィルム換算で21mm相当のレンズや、フレームが360°、モニタが270°回転する可変フレーム機構を継承した。

 有効画素数1210万画素の裏面照射型CMOSセンサと、タッチパネル付きの3.0型液晶モニタを搭載する。回転モニタと、モニタに触れた位置にピントを合わせて撮影するタッチシャッター、21mmの広角レンズによって、簡単に自分撮りができる。また、自分撮りに便利なカウントダウンタイマーや、被写体の動きに反応して離れた場所からシャッターを切るモーションシャッターを搭載する。

 動画撮影時はフレームを開いてグリップにすることで安定した撮影ができ、子どもやペットの目線での撮影を行うこともできる。

 画像エンジンには、高速撮影機能と高速画像処理をあわせもつ「EXILIM ENGINE HS」を搭載。デュアルCPUと二つの画像処理回路に加えて、「リコンフィギュラブルプロセッサ」で「HS手ブレ補正」などの高度な撮影機能を実現している。

 撮影機能は、フルオート機能「プレミアムオート」をはじめ、360°のパノラマ撮影ができる「スライドパノラマ」、解像度1920×1080の動画撮影に対応したフルHDムービー、1秒あたり240フレームで高速動画撮影するハイスピードムービーなど、多彩な機能を搭載する。

 さらに、人の顔を検出してピントや露出を合わせ、肌のコンディションを滑らかに整えたり、日差しによる顔の影を和らげて美しく撮影したりできる「メイクアップ機能」を搭載。肌の美しさは12段階で設定できる。また、「プレミアムオート」や「モーションシャッター」などの撮影モード時には、画面上にメイクアップアイコンを表示し、タッチするだけでメイクアップの設定画面を呼び出すことができる。

 このほか、付属のタッチペンで画像の任意の部分を大まかになぞるだけで画像を切り抜く「デコレーション機能」を搭載。反転指定を選んで、切り抜いた周囲を残す「フレーム切り抜き」にも対応する。切り抜いた画像を別の写真に貼りつけることで、オリジナルのデコレーションを楽しめる。

 対応メディアは、SDXC/SDHC/SDカード。サイズは幅122.8×高さ59.0×奥行き14.9mmで、重さは約157g。