リンディー、PCの復元・自動バックアップ・アクセス制御ソフト「LINDY Safety Pack V3.0」

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2012/04/02 18:37

 リンディー・セールスは、4月1日、PCの復元、ファイルの自動バックアップ、フォルダアクセス制御の機能を備えるソフト「LINDY Safety Pack V3.0」を、に同社のオンラインショップと「Amazon.co.jp」で発売した。価格は、1ライセンスあたり9700円。

LINDY Safety Pack V3.0

 PCの復元モードは自動/手動から選択。自動モードは、PCを起動するたびに過去に保存した状態に復元する。起動するたびに常に同じ状態にできるので、教育機関やインターネットカフェ、図書館、ホテルなど、不特定多数の人が使うPCのメンテナンスコストを削減できる。

 内蔵HDDは、BIOSが最初に検知する1台のみ復元することができ、2台目以降の内蔵HDDや外付けHDDの復元には対応していない。

 自動バックアップ機能は、バックアップ元フォルダからバックアップ先フォルダへコピーする一方向と、両方のフォルダを同期する双方向を選べる。また、ファイル更新時に、リアルタイムにバックアップを行うこともできる。

 オプション設定によって、外付けHDDの再接続を自動検知してバックアップしたり、特定のファイル名や拡張子をもつファイルのみをバックアップ/削除したりすることができる。バックアップ時にファイル名が重複した場合や、ファイルを削除した場合の動作についても設定可能。

 フォルダアクセス機能は、重要なフォルダをロックして、アクセス不能の状態に保護。必要なときだけパスワードを入力してロックを解除することで、フォルダ内のファイルにアクセスできるようになる。発行元が不明なアプリケーションをインストールするなど、PCに危険が伴う操作を行う場合、重要なフォルダをロックしておき、問題がないことを確認したらロックを解除するという使い方ができる。

 また、自宅や職場のPCで、他人にアクセスさせたくないフォルダをロックしたり、不特定多数の人が使うPCで、一般ユーザーがアクセスできるフォルダを制限したりする用途にも使える。

 このほか、Windowsが起動不能になった場合に便利なDOSモードによる復元機能や、HDDの空き容量があらかじめ設定した値以下になったときに警告する監視機構を備える。

 対応OSは、Windows 7(32/64ビット)/Vista SP1以上(32/64ビット)/XP SP3以上(32ビット)、Windows Server 2008 R2/2003。PC1台につき、1ライセンスが必要。オンラインショップでは、30日間すべての機能を試せる無料の試用版を公開している。