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ホームネットワークの疑問、キューアンドエーの体験型施設「Q&A コンセプトハウス NEXT」で即解決

ニュース

2012/03/14 18:14

 スマートフォンタブレット端末の普及に後押しされ、無線LAN規格「Wi-Fi」に対応する製品が増えている。これらの機器を接続するために、自宅にワイヤレスのホームネットワーク(家庭内LAN)環境を整えた人もいるだろう。しかし、ホームネットワークって何? どう便利なの? どうすれば使えるの? など、漠然とした疑問や不安を抱えている人も少なくないはず。そんな悩みを解決する体験型施設「Q&A コンセプトハウス NEXT」を紹介しよう。

「Q&A コンセプトハウス NEXT」

複数の機器で情報を共有するホームネットワーク



 ホームネットワークとは、PCやプリンタ、LAN接続対応の外付けHDDNAS)などをLANで接続し、インターネットへの接続や、接続した機器間でデータの共有ができる環境のことだ。

 以前は複数のPCの間でデータを効率よく共有するために、ホームネットワークを構築する家庭が多かったが、最近はテレビやBDレコーダー、ゲーム機など、ホームネットワークに接続できる機器が増え、利用シーンが広がった。例えば、書斎にあるNASに保存した写真をリビングのテレビに表示したり、リビングのBDレコーダーで録画したテレビ番組を寝室のテレビで再生したりできる。

 ホームネットワークに接続できる機器で「DLNA」という用語をよく耳にする「DLNA」は、ホームネットワークの業界標準規格で、対応した機器であれば、メーカーが異なっても接続することができる。

 ほかの部屋にある機器に接続してデータを共有できる、というこを知っていてもいまいちピンと来ない人も少なくないはず。そんな人は一度ぜひ体感してほしい。「百聞は一見にしかず」ということが実感できるはずだ。

ホームネットワークを体験できる施設「Q&A コンセプトハウス NEXT」



 ホームネットワークを体感したい、と思っても家電量販店で体験コーナーを設けている店は少ない。ホームネットワークを構築している知り合いがいないとなると、体感する機会がなかなかない。

 PC、スマートフォン、情報家電などのICT製品関連のテクニカルサポート事業を展開するキューアンドエーは、都内にホームネットワークに関する体験ができる施設「Q&A コンセプトハウス NEXT」をもっている。

 目黒区の閑静な住宅街にある「コンセプトハウス」は、外観は普通の住宅だ。キューアンドエーはよりリアルな環境でホームネットワークの便利さを体感してもらおうと、2008年11月に一般の住宅を借り、2009年4月に体験型施設としてオープンした。

 施設は2階建て(一部地下室がある)で、1階はリビング、ダイニング・キッチン、2階は和室、洋室と研修・セミナールームがある。

2階のセミナールーム

 1階には無線LANアダプタを複数台設置し、ホームネットワーク環境を構築。ワイヤレスのホームネットワークを体感できる。例えば、テレビとタブレット端末を無線LANでつなぎ、タブレット端末でリモコンのようにテレビを操作できる。また通信回線を利用する無料のオンライン通話ソフト「Skype」をインストールしたPCと、対応のテレビでテレビ電話をする様子などを見ることができる。

PCカメラをつけたPC(左)と対応テレビ(右)でテレビ電話を体感できる

 家電量販店や、ショールームと大きく異なるのは、まるで自宅にいるようにソファに座って操作やデモンストレーション、説明を受けられる点。また、この施設ではわざと異なるメーカーの製品を用意している。例えば、シャープ液晶テレビ東芝のレコーダーを接続している。

 ショールームでは同じメーカーの製品を揃えていることがほとんどだが、いろいろなメーカーの機器をもっている一般家庭とほぼ同じ環境でホームネットワークを体感することができるのだ。

リビングにはテレビとレコーダー、無線LANルータなどを設置している

 「コンセプトハウス」は、毎週金曜日に無料で公開している。施設内を見学できるだけではなく、スタッフが目の前でデモンストレーションをしたり、ホームネットワークに関する疑問・質問に答えたりしてくれる。公開時間は朝10時半から16時半までで、予約は不要。

 ホームネットワークを構築したい、テレビをインターネットにつなげたい、スマートフォンの写真をテレビに飛ばしたい……。こんな人は今週の金曜日、「コンセプトハウス」を訪れてみよう。