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メディアドライブ、活字OCRソフトの最新版58か国語対応の「e.Typist v.14.0」と2か国語対応「e.Typist NEO v.14.0」

ニュース

2012/03/06 11:42

 メディアドライブは、国内スタンダード活字OCRソフト「e.Typist」シリーズの最新版、58か国語対応の「e.Typist v.14.0」と、日本語と英語に対応する「e.Typist NEO v.14.0」を、4月13日に発売する。

「e.Typist v.14.0」「e.Typist NEO v.14.0」の新機能

 新バージョンでは、新たにiPhoneやAndroidなどのスマートフォンや、タブレット端末との連携機能を搭載。認識結果の出力ファイルを、スマートフォンなどにWi-Fi経由でダイレクトに転送できる。出力時のファイル形式はPDF(通常・透明テキスト付き・高圧縮)。

 また、スマートフォンやタブレット端末で「e.Typist」やPCから転送したファイルを受信して管理するアプリ「DocMobile」と、PC上のデータを「DocMobile」に転送するアプリ「DocMobile Transfer」を無償で提供する。

 「DocMobile」は、受信したファイルの名前や転送日、ファイルサイズなどでの並び替えやファイル名での検索に対応。管理ファイル数は、最大1000枚。「Adobe Reader」などPDF閲覧に対応するアプリを呼び出すことで、ファイルを表示する。

 新機能として、出力ファイルをインターネット経由で、Evernote、Dropbox、SugarSyncの外部クラウドサービスへダイレクトに転送する機能を搭載。「ワンタッチ転送」機能で、画像の読み込みから出力までで、一括処理できる。テキストやPDFなど、さまざまな形式のファイル転送に対応している。転送には、各クラウドサービス連携用ソフトのインストールが必要になる。

 認識結果はEPUB3.0形式での出力にも対応する予定で、6月頃のアップデートで提供する。

 「e.Typist v.14.0」は、日本、欧米、中国、ハングルなど58か国語に標準で対応。「e.Typist NEO v.14.0」は、日本語と英語の2か国語に対応する。日本語のJIS第1水準および第2水準すべての文字認識に対応し、日本語に他の言語が複数混在しても認識する。初めて使う人でもわかりやすい操作ナビや、最大500ページまでの連続自動処理機能を搭載する。

 このほか、TWAIN対応スキャナからの画像読み込みができる。対応画像ファイル形式は、BMP、TIFF、JPEG、PNG、PDF、XDW。また、小型スキャナ「ScanSnap」からの画像読み込みにも対応している。対応機種は、S1500/S1300/S1100/S510/S300。

 対応OSは、Windows 7/Vista/XP(SP3以降)。また、「DocMobile for iPhone」はiOS 4.2以降で使用でき、対応機種はiPhone 4S/4/3GS、iPad 2/iPad。「DocMobile for Android」は、Android 2.1以降に対応する。

 価格は、「e.Typist v.14.0」が2万790円、「e.Typist v.14.0 アップグレード版」が6825円、「e.Typist v.14.0 ダウンロード版」が1万3440円、「e.Typist NEO v.14.0」が1万2800円、「e.Typist NEO v.14.0 ダウンロード版」が9800円。

 5月13日まで、「e.Typist v.13.0」を購入した人を対象に、「無償アップグレードキャンペーン」を実施する。申し込みは、ウェブサイトから申込書をダウンロードして応募する。「e.Typist NEO v.13.0」を購入したユーザーには、「e.Typist NEO v.14.0 ダウンロード版」を送付する。