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ソフトバンクモバイル「iPhone 4S」発売、孫正義社長がスティーブ・ジョブズ氏への思いを語る

ニュース

2011/10/14 14:25

 ソフトバンクモバイルは、10月14日午前8時、アップルのiPhone新モデル「iPhone 4S」を発売した。東京・原宿の直営店「ソフトバンク表参道」では、発売を記念してセレモニーを開催。孫正義社長は、10月5日に亡くなった米アップルの創業者・会長のスティーブ・ジョブズ氏への思いとともに、「iPhone 4S」発売の喜びを語った。

第一号となった男性と記念撮影する孫正義社長と西尾由佳理さん

 「iPhone 4S」は、従来モデル「iPhone 4」のデザインを踏襲しながら、CPUやカメラなどの基本性能を強化し、通信品質が向上。960×640ピクセル、3.5インチの「Retinaディスプレイ」、最大2倍のパワーを発揮するデュアルコアA5チップ、最大で7倍高速なデュアルコアのグラフィックスを搭載し、処理スピードを高速化した。また、無料のクラウドサービス「iCloud」も利用できる。

「ソフトバンク表参道」前には200人以上の長蛇の列

 発売セレモニーが開催された「ソフトバンク表参道」前には、10月14日8時の発売を前に、昨日の午前1時頃から購入希望者が並び始め、販売開始の8時時点では200人以上の列ができるなど、発売を待つ人々で賑わった。

 発売の10分前、孫正義社長とゲストとしてフリアナウンサーの西尾由佳理さんが「ソフトバンク表参道」の入口に登場。人々を前に孫社長は、「iPhone 4Sはすばらしい製品。製品というより、スティーブがつくった作品だ」と、10月5日に亡くなった米アップルの創業者・会長のスティーブ・ジョブズ氏を追悼しながら、iPhone 4S発売の喜びを語った。

発売の瞬間を待つ購入希望者と報道陣

 続けて「スティーブに最後に会ったのは、今年6月だった。からだはやせていたけれど、目は力強かった。本当に偉大な人物を亡くしたが、彼の哲学や精神は、アップルのスタッフに受け継がれている。スティーブがつくってくれたものを慈しみましょう」と述べた。

発売の瞬間、詰めかけた人々とともに店頭周辺は歓喜の輪

 孫正義社長の挨拶を終えると、販売開始のカウントダウンがスタート。時計が8時を回り、ついに発売の瞬間を迎えると、店頭周辺は歓喜に包まれた。いよいよ販売がスタートすると、開店を待ち望んだ人々が続々と入店。店頭では購入手続きが始まった。

午前8時、いよいよ販売がスタート

 最初に購入手続きを済ませて第一号ユーザーとなった男性は、「うれしいです。『iCloud』が楽しみです」と喜びを語った。イベントの最後には、孫社長が「スティーブの熱い思いを一人でも多くの人に伝えたい。みんなでわかちあっていきたい」と、再びジョブズ氏への思いを語って締めくくった。

2011.10.28追記:特別企画ページを開設しました

1983年からの過去記事で振り返る、アップルのスティーブ・ジョブズ氏の「革新」