NTTドコモは、次世代通信LTEサービス「Xi（クロッシィ）」に初めて対応した富士通製の防水タブレット「ドコモ タブレット ARROWS Tab LTE F-01D」を、10月19日に発売する。

　「ARROWS Tab LTE F-01D」は、解像度1280×800、約10.1インチの大画面ディスプレイ、高速・高性能なデュアルコアCPU「OMAP4（1GHz）」、Android 3.2を搭載したタブレット端末。富士通のスマートフォン・タブレット端末の新ブランド「ARROWS」シリーズ第一弾となる。

　指に吸いつくような滑らかな操作感をもつ独自の「サクサクタッチパネル」を搭載。さらに、画面に触れずに操作できる「ハンドジェスチャーコントロール機能」で、カメラの前で手を動かすだけで操作することができる。

　このほか、クリアな音質と迫力のある低音再生を実現するフロントステレオスピーカー、ステレオイヤホン接続時にバーチャル5.1chサラウンドが楽しめるDolbyMobile v3、ワンセグ機能、有効約510万画素のCMOSカメラなどを備え、ワンセグとIPX5/IPX7の防水性能を生かし、お風呂テレビとして利用することもできる。

　「Hulu」「TSUTAYA TV」「ひかりTV」などの動画配信サービスに対応するほか、DTCP-IP対応DLNAサーバー機器と連携して、ブルーレイレコーダーなどに録画したテレビ番組をハイビジョン画質でストリーミング再生することができる。富士通が運営する電子書籍サービス「BooksV」をはじめ、グルメ、ショッピング、旅行など、さまざまなジャンルのアプリ約70本をプリインストールする。

　無線LAN（Wi-Fi）に加え、10月15日に発売する「ドコモ タブレット GALAXY Tab 10.1 LTE SC-01D」同様、屋外で受信時最大37.5Mbps、送信時最大12.5Mbpsの高速データ通信ができるLTEサービス「Xi」に対応。Xiエリア内の一部の室内施設では、受信時最大75Mbps、送信時最大25Mbpsの速度で通信できる。サイズは高さ約181.0×幅262.0×厚さ約11.3mmで、重さは約597g。カラーはEternal White。