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キングソフト、オフィスソフト「KINGSOFT Office 2012 Standard」、独自のリボンインターフェースを採用

ニュース

2011/10/12 10:23

 キングソフトは、独自のリボンインターフェースと、従来のユーザーインターフェースを切り替えて使えるオフィスソフト「KINGSOFT Office 2012 Standard」を、10月7日に発売した。また、ワープロソフト「Kingsoft Writer 2012」、表計算ソフト「Kingsoft Spreadsheets 2012」、プレゼンテーションソフト「Kingsoft Presentation 2012」を、それぞれ単体でも発売する。

KINGSOFT Office 2012 Standard

 「KINGSOFT Office 2012 Standard」は、ワープロソフト「Writer」、表計算ソフト「Spreadsheets」、プレゼンテーションソフト「Presentation」の三つのアプリケーションで構成。「Microsoft Office 2010/2007」のファイル形式(.docx/.xlsx/.pptx)のデータの表示や編集、「Microsoft Office 2003」のファイル形式(.doc/.xls/.ppt)のデータの表示や編集、保存に対応。独自機能として、PDF出力やタブ表示、自動アップデートなどを搭載する。

 新バージョンでは、従来のメニューやツールバー形式と、新たに採用したリボン形式のユーザーインターフェースを、ワンクリックで切り替えることができる。切り替えは、次回のアプリケーション起動時に有効になる。

 リボン形式は、「Microsoft Office 2010/2007」のユーザーインターフェースに近づけ、「ファイル」タブなど各種メニュータブを設けるとともに、関連性の高い機能を「ツールグループ」として配置することで、必要な機能を視覚的に見つけやすくなっている。また、操作内容に合わせて、必要な機能を配置したタブを表示する。

独自のリボン形式(2012スタイル)

 また、「Spreadsheets」への関数の追加や、重複データチェック機能、「Writer」への段落書式アシスタンスを搭載し、「Writer」「Spreadsheets」「Presentation」共通でスマートアート入りファイルを開いたときの互換性を向上した。

 2GBまで無料で使用可能なオンラインストレージサービス「KDrive」との連携機能で、データをオンラインに簡単にバックアップできる。さらに、「KDrive」を経由することで、他のPCや、スマートフォン・タブレット版の「KINGSOFT Office」でデータを閲覧することができる。対応OSは、Windows 7/Vista/XP。

 価格は、「KINGSOFT Office 2012 Standard」のダウンロード版/USB起動版が4980円、CD-ROM版が4780円。「KINGSOFT Office 2012 Standard フォント同梱版」のダウンロード版/USB起動版が5480円、CD-ROM版が5280円。

 「KINGSOFT Office 2012 Standard VBA対応版」は5480円、「KINGSOFT Office 2012 Standard VBA対応 フォント同梱版」は5980円、「KINGSOFT Office 2012 Personal」は3480円で、いずれもダウンロード版のみの提供。「KINGSOFT Office 2012 Standard パッケージアカデミック版」はCD-ROM版のみで、2980円。

 「Kingsoft Writer 2012」「Kingsoft Spreadsheets 2012」はダウンロード版のみで、1980円。「Kingsoft Presentation 2012」はダウンロード版が1980円、CD-ROM版が2980円。