KDDI、「iPhone 4S」の詳細を発表、キャンペーン適用時の実質負担額は16GBで0円

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2011/10/07 11:19

 KDDIと沖縄セルラーは、10月7日、iOS 5を搭載したアップル製のスマートフォン「iPhone 4S」を10月14日に発売すると発表した。予約は7日16時から、直営のauショップ、PiPit、その他のiPhone 4S取扱店で受け付ける。

auの「iPhone 4S」紹介ページ

 iPhoneシリーズは、国内では初代モデルとなるiPhone 3GからiPhone 3GS、iPhone 4まで、ソフトバンクモバイルが独占販売していたが、GSMとCDMAのデュアルバンドに対応した新モデル「iPhone 4S」はKDDIも販売する。取り扱いキャリアが増えることで、iPhoneの知名度、存在感はさらに高まりそうだ。KDDIの田中孝司社長は、「ついにiPhoneをauから提供できることを大変うれしく思います。KDDIの安心で快適なネットワークで、お客さまにiPhone 4Sのすばらしい機能をお楽しみいただきたい」とコメントしている。

 料金プランは従来と同じ。9月28日に開始した新料金プラン「プラン Z シンプル」や「プラン F(IS)シンプル」など、好みの通話料金プラン、パケット定額プランを選ぶことができる。2年単位の継続利用を条件に基本使用料が半額になる「誰でも割」、家族間の通話が無料になる「家族割」など、各種割引サービスも利用できる。

 iPhone 4S購入者を対象に、パケット定額プラン「IS フラット」の月額定額料が最大24か月間、通常より480円安い4980円となる「IS フラット iPhone スタートキャンペーン」を実施。さらに、MNP(携帯電話番号持ち運び制度)を利用して購入し、個人で新規に契約した人を対象に1万円をキャッシュバックするキャンペーンを実施する。期間はともに10月14日から2012年1月31日申し込み分まで。

 新規契約で、「IS フラット iPhone スタートキャンペーン」と「毎月割」適用時の端末の実質負担額は、16GBモデルが0円、32GBモデルが1万320円、64GBモデルが2万640円。「IS フラット」の月額定額料はキャンペーン期間中は4980円で、割引終了後は5460円となる。

「IS フラット iPhone スタートキャンペーン」適用時のiPhone 4Sの提供条件の例
(auのサイトより)

 au版は、@ezweb.ne.jpドメインで始まるキャリアメールに対応。iPhone標準のメールアプリで利用できる。また当初は利用できないが、パケット通信料定額サービス契約者を対象とした無料の公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」も、年内に利用できるようになる予定。

 全国に7店舗あるアップル直営店「Apple Store」では、10月14日午前8時から先着順で販売し、予約は受け付けない。また、通信事業者と料金プランの選択に関する相談に応じるほか、希望に応じて、連絡先の移し替え、Eメールの設定などの無料のパーソナルセットアップを行う。

→「iPhone 4S」の詳細はこちら
→auの「iPhone 4S」紹介ページ(「iPhone 4S」取扱店の一覧など)