国内最大の電機/ITの総合見本市「CEATEC JAPAN(シーテックジャパン)2011」。パイオニアのブースでは、車載用ディスプレイ「AR HUD(ヘッドアップディスプレイ)」や、充電ケーブルやプラグを使わずに電気自動車が充電できる「非接触充電システム」など、次世代のカーライフを体感するコーナーを設けている。

車載用ディスプレイ「AR HUD」の体感コーナー

 車載用ディスプレイ「AR HUD」は、AR(拡張現実)技術を用いて進行方向などの情報をフロントガラス上部に表示する次世代のナビゲーションシステム。RGBレーザー光源や独自の光学設計によって、フロントガラス前方に映像を浮かび上がらせる。昨年のCEATECではコンセプトモデルだったが、今年は来年度中の発売を目指した開発途上の製品を展示した。

進行方向などの情報をクルマのフロントガラスの上部に表示

 ブースでは、景色をモニタに表示して、運転中の様子を再現。フロントガラスの上部に表示する「AR HUD」の進行方向などの情報を実際に体感できる。マスコミなどを対象にしたプレオープン日から、早くも30分待ちとなった人気コーナーだ。

「AR HUD」コーナーはプレオープン日から早くも30分待ち

 このほか、して、電気自動車の充電ケーブルやプラグをワイヤレス化した「非接触充電システム」を参考展示。プラズマテレビの強電界技術を応用したもので、かつてプラズマテレビの開発を担当していた技術者がメンバーの一員となって開発を進めているという。

プラズマテレビ技術を生かした電気自動車の「非接触充電システム」

 自宅の駐車スペースに電気をワイヤレス化して送信する機器を設置し、車両側の受信機器で充電する。受信機器は、自動車メーカーと連携して新車のオプションとして販売。電気自動車普及後の商品化を考えているという。