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東芝ホームアプライアンス、時間通りに洗濯が終わるドラム式洗濯乾燥機「ZABOON TW-Z9200」など

ニュース

2011/09/30 15:15

 東芝ホームアプライアンスは、予定時間で正確に洗濯が終了するドラム式洗濯乾燥機「ヒートポンプドラム ZABOON(ザブーン)」の新製品「TW-Z9200」と「TW-Z8200」を11月中旬に発売する。

ZABOON TW-Z9200L(ホワイトシルバー)

 ドラム式洗濯機は、バスマットやジーンズなどの衣類を1枚だけで洗ったときに衣類が片寄り、脱水のやり直しや注水によるほぐし運転によって洗濯が時間通りに終わらないことがあるのが弱点だった。新製品は、脱水の初めに発生するドラムの横揺れ、縦揺れによる振動を吸収する「新・アクティブサスペンション」を搭載することで、洗濯や脱水が予定時間通りに終了する。

 定格9kg洗濯時の洗濯時間は、標準コースで業界トップクラス。振動吸収に適した新しい側板デザインなどによって、低振動・低騒音運転を実現。運転音は、洗いが31dB、脱水が38dB、乾燥が42dB。

縦揺れによる振動を吸収する「新・アクティブサスペンション」を搭載

 熱交換器の効率の向上、ヒートポンプの冷媒流量制御の最適化、コンプレッサーの運転効率の向上などによって、独自の「ヒートポンプ乾燥ユニット」の能力が向上。定格6kgの洗濯乾燥で消費電力量665Whを実現するなど、省エネ性能が向上した。

 また、布量・布質・温度の三つのセンサー検知で最適運転を行なう「エコモード」de、最大約7%の節水ができる。新たに、汚れの少ない衣類の洗濯に適した「節約コース」を搭載。6kgを標準コースで洗濯した場合に比べ、電気が約50%、水道が約30%節約できる。

 電力供給ピーク時に一時停止すると、手動設定することで1~8時間後に運転を再開する「ピークシフトモード」や、脱水時の消費電力を抑える「ピークカットモード」を備える。

左から、ZABOON TW-Z9200L(ピンクゴールド)、TW-Z8200L(ホワイトピンク)

 ラインアップと実勢価格は、微細な水につつまれたOHラジカル「ピコイオン除菌」機能や時計付き大型液晶などを搭載した「TW-Z9200」が30万円前後、非搭載の「TW-Z8200」が26万円前後の見込み。ともに、本体サイズは幅655×奥行714×高さ1040mm。カラーは、「TW-Z9200」「TW-Z8200」の左開き/右開きの4モデルがホワイトシルバー。そのほか、左開きの「TW-Z9200L」にはピンクゴールド、「TW-Z8200L」にはホワイトピンクをラインアップする。