マカフィー、「ナイジェリアの手紙」(419事件)の犯行手口をブログで解説

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2011/09/26 11:27

 マカフィーは、振り込め詐欺の一種である「ナイジェリアの手紙」または「419事件」と呼ばれるサイバー犯罪の手口を、自社ブログで解説している。

 「ナイジェリアの手紙」は、[あとで大金が手に入るから]と、巧妙な口調でターゲットを説き伏せ、前払いで金銭をだまし取る犯罪。「419」の呼び名は、マネーロンダリングや詐欺を規制するナイジェリアの刑法第419条に由来する。

 ブログでは、「ナイジェリアの手紙」の実際の犯行手口を示しながら、被害にあわないために気をつけるべきポイントとして、「出所が不明なプログラムをダウンロードしたり、リンクをクリックしない」「メールやウェブサイトのリンクをクリックする前に、そのアドレスが有名サイトのものであることを確認する」「怪しげなメールには、返信したり、メールに埋め込まれたリンクをクリックしたりしない」という3点を挙げている。

 マカフィーは、「ナイジェリアの手紙」を「人の不用意さに乗じる単純ながら悪質な詐欺」と断じたうえで、どんな理由があっても、電話やメールのやり取りだけで見知らぬ人に送金しないよう、呼びかけている。