ウィルコム、フリスクサイズの「ストラップフォン」など、2011年秋冬モデル10機種

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2011/09/21 18:51

 ウィルコムとウィルコム沖縄は、清涼菓子「フリスク」と同じサイズの超小型PHS「ストラップフォン」、固定電話と同じデザインの据え置き型PHS「イエデンワ」をはじめ、2011年秋冬モデル10機種29色を10月6日から順次発売する。

データ通信端末、法人専用モデルをあわせて、計10機種29色をラインアップ

 ウィルコムは、2010年12月から開始した1回あたり10分以内・月500回まで、月額980円で他社携帯電話を含むすべての国内通話が無料になるオプションサービス「だれとでも定額」が好評で、利用者が幅広い世代に拡大。その勢いを受けて、個人向けに、ストレートや折りたたみ形状のスタンダードなPHS電話機「WX01K」「WX01NX」「Sweetia スウィーティア(WX02K)」「LIBERIO リベリオ(WX03K)」、指定した1か所だけにワンタッチで発信できるシンプルモデル「安心だフォン(WX01A)」、Bluetoothハンドセット機能を備えた「SOCIUS ソキウス(WX01S)」、ユニークな形状の「イエデンワ(WX02A)」「ストラップフォン(WX03A)」の計8機種をラインアップ。このほか、下り最大42Mbps、上り最大5.7Mbpsの高速データ通信サービス「ULTRA SPEED」対応のデータ通信端末「007Z」を10月7日に、事業所用コードレスシステムに対応した法人専用PHS電話機「WX01J」を2012年3月上旬に発売する。

子どもやシニア向けに、発信先をあらかじめ登録した1か所に限定し、ボタン1つで発信できる「安心だフォン(WX01A)」

 「SOCIUS(WX01S)」は、セイコーインスツル製のストレートモデル。業界初のBluetoothハンドセット機能「スマホとリンク」で、スマートフォン宛ての着信を受信したり、スマートフォンの電話番号でSOCIUSから発信したりできる。通話・メール機能は、使いやすさを追求した。サイズは約幅45.0×高さ120.0×奥行き11.5mm(突起部を除く)で、重さは約77g。カラーは、ルビー、ブラック、ホワイト、ゴールド、ネイビーの5色。

スマートフォンとの「2台持ち」ユーザーをターゲットにした、SOCIUS(WX01S)

 「イエデンワ(WX02A)」は、家庭にある一般的な固定電話機のデザインを採用した据え置き型モデル。大型の受話器、約2.7インチのモノクロ液晶に加え、便利な短縮ダイヤル機能や赤外線通信機能を搭載し、自宅の固定電話と同じ感覚で使える。Eメールには対応していない。電源はAC電源または単3型乾電池4本。カラーはホワイト。

固定電話そっくりの「イエデンワ(WX02A)」

 2011年秋冬モデルのなかで最も個性的なのは、PHSの特徴である省電力・小型化を生かしたフリスクサイズの端末「ストラップフォン(WX03A)」。テンキー、約1インチの有機ELディスプレイを搭載しながら、わずか幅約32.0×高さ70.0×奥行き10.5mm、重さ約33gと超小型・軽量で、名前の通りストラップとして取り付けることもできる。別売のイヤホンマイクでの通話も可能。赤外線通信機能は搭載しているが、Eメールには対応していない。カラーはブラック。

ストラップとしても取り付けられる「ストラップフォン(WX03A)」

 なお、新機種の発売に合わせて「デビュー★キャンペーン」を実施し、対象機種(WX01S・WX01NX・WX01K)を新規または機種変更で購入した人に各種特典を用意する。

→佐々木希さんなどが登場した製品発表会の記事はこちら