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日立アプライアンス、冷蔵庫「インテリジェント真空保存 真空チルドi」シリーズ、業界最大の670Lモデルも

ニュース

2011/09/16 14:41

 日立アプライアンスは、9月15日、食品の酸化を抑えて新鮮に保存する「真空チルドルーム」に、野菜の有無を見極めて温度帯を自動設定する機能などを備える冷蔵庫「インテリジェント真空保存 真空チルドi」シリーズを、10月11日に発売すると発表した。冷凍食品や冷凍保存ニーズの高まりや、省エネ化を背景に、大型モデルの需要が高まるとみて、新たに業界最大の670Lモデルを追加。計10機種を投入する。

 記者会見で、石井吉太郎常務取締役家電事業部長は、「エコポイント終了後、冷蔵庫市場の需要は2割減少すると予測していた。しかし、実際には、人々の節電志向が高まるなかで、需要は落ちなかった」と、今夏までの動向を説明。こうした動きのなかで、同社製品のスローガン「日立はエコにたし算」の下、「省エネ性能と実質価値をあわせて提供する」と、2011年の方針を述べた。

業界最大サイズ670Lの「R-B6700」

 新製品「インテリジェント真空保存 真空チルドi」シリーズは、「真空チルドルーム」に、野菜の呼吸で生じるCO2を検知するセンサを搭載。野菜が入っているときには約1度の「真空チルド」設定に、肉や魚が入っているときには約マイナス1度の「真空氷温」設定に自動で切り替える。また、チルドルーム内の収納量が多いときには自動で冷却スピードをアップする。

「R-B6700」には横長の大きなトレイやピザの箱も入る

 冷却器に付着する霜から生じる冷気を活用する「フロストリサイクル冷却」技術や、庫内への熱の侵入を抑える「冷媒バルブ制御」技術などによって、省エネ性能を強化。さらに、「冷却モード」ボタンを「節電」に設定することで、各室の食品保存に影響のない範囲で冷却を弱めて節電する。

 ラインアップと実勢価格は、ドア表面が強化処理ガラスのプレミアムモデルで定格内容積670Lの「R-B6700」が38万円前後、620L「R-B6200」が35万円前後、565L「R-B5700」が32万円前後、517L「R-B5200」が30万円前後の見込み。サイズは、「R-B6700」が幅825×高さ1818×奥行き728mm、「R-B6200」が750×1818×728mm、「R-B5700」が685×1818×728mm、「R-B5200」が685×1818×688mm。

石井吉太郎常務取締役家電事業部長

 定格内容積620L「R-SF62BM」は31万円前後、565L「R-SF57BM」は28万円前後、517L「R-SF52BM」は26万円前後、475L「R-SF48BM」は25万円前後の見込み。サイズは、「R-SF62BM」が幅750×高さ1818×奥行き733mm、「R-SF57BM」が685×1818×733mm、「R-SF52BM」が685×1818×693mm、「R-SF48BM」が685×1818×643mm。

 シングルドアで501L「R-S50BM」は25万円前後、470L「R-SL47BM」は24万円前後の見込み。「R-S50BM」が幅620×高さ1818×奥行き733mm、「R-SL47BM」が620×1735×733mm。