東芝、無線LAN通信機能を搭載したSDHCメモリカード「FlashAir」

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2011/09/02 13:11

 東芝は、世界で初めて無線LAN通信機能を搭載したSDHCメモリカード「FlashAir」を発表した。11月からサンプル出荷を開始し、2012年2月に発売する予定。

FlashAir(THNSW008GAA-A)

 IEEE802.11 b/g/nの無線LAN機能を内蔵し、「FlashAir」に対応したデジタルカメラなどの機器間で、PCを介さずにワイヤレスでファイルを送受信できる。クラウドサービスへのアップロード/ダウンロードも可能。無線通信機能は、画像データの送受信時のみ起動するので、対応機器の消費電力を抑える。

 「FlashAir」非対応のデジタルカメラでは、通常のSDHCメモリカードとして使用できるほか、無線LAN通信機能を利用して、スマートフォンやPCなどの通信機能を持った機器上で写真の再生やコピーを行うことができる。容量は8GB。価格はオープンで、実勢価格は6000円台半ばの見込み。