マカフィーは、Mac OSを狙ったマルウェアの急増に対して警告を発するとともに、マルウェアの最新手口や被害にあわないためのヒントを自社ブログで紹介している。

 5月初旬にMac OS用のマルウェアキットが発表されて以降、「Mac Defender」や「Mac Protector」など、偽セキュリティソフトのMac版が多数確認された。一方で、マカフィーは現状を「まだ序の口」ととらえており、サイバー犯罪者は引き続きMac OSを狙ったマルウェアを拡散させると予想。Macユーザーは警戒を続けるべきであるとしている。

 Mac OSを狙ったサイバー犯罪者は、SEOポイズニングで偽セキュリティソフトへのリンクを検索結果の上位に表示する。ユーザーが誤って偽セキュリティソフトをインストールしてしまうと、偽セキュリティソフトは実際には存在しない脅威を排除するために、有償アップグレードを求めてくる。ユーザーがアップグレード料金を支払っても、偽ソフトに有効性はなく、ポルノサイトに誘導されるなど、危険性を高めてしまう結果となるだけでなく、お金(有償アップグレード料金)すら失ってしまうというのが、代表的な手口だ。

 このような被害にあわないための対策として、マカフィーは、セキュリティソフトのアップデートはできるだけ早くインストールすること、信頼できるベンダーのウェブサイト以外からはセキュリティソフトをダウンロードしないこと、セキュリティソフト以外でも出所のわからないものはダウンロードしたりクリックしたりしないこと、Macにも必ずセキュリティ対策ソフトをインストールすること――などを挙げている。