ソニー、Power Media Dock付属、新スタイルのモバイルノートPC「VAIO Zシリーズ」

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2011/07/05 20:50

 ソニーは、パソコン「VAIO」の2011年夏モデルとして、グラフィック性能や拡張性が向上する「Power Media Dock(パワーメディアドック)」が付属した薄型・軽量フルフラットボディの13.1型ワイド液晶搭載ノートPC「Zシリーズ」を7月30日に発売する。店頭販売する標準仕様モデル「VPCZ219FJ/B」の価格はオープンで、実勢価格は約25万円の見込み。

VPCZ219FJ/B

 グラフィック性能が向上した最新CPUの第2世代インテル Core i5-2410Mや、ストレージとして128GBのSSDを搭載し、起動時間や処理速度を高速化。また、カーボンとアルミニウムの素材を採用し、断面が六角形状となる「Hexa-shell(ヘキサ・シェル)」構造で、重さ約1.165kg、約16.65mmのフルフラットな本体デザインを実現した。

携帯性を追求した薄型・軽量デザイン

 GPUのAMD Radeon HD 6650MやDVDスーパーマルチドライブ、HDMI出力/LAN/USB端子などの接続端子を搭載した「Power Media Dock」が付属。外出時は本体のみ持ち運んで軽量・薄型モバイルノートPCとして、自宅では専用コネクタで「Power Media Dock」を接続してパフォーマンスや機能を高め、メインPCとして使うことができる。

 内蔵バッテリでのバッテリ駆動時間は約9時間で、別売の拡張用のシートバッテリを追加で装着すると、最長約17.5時間もの長時間駆動ができる。拡張用のシートバッテリは、フラットな形状でデザインを損なうことなく装着でき、内蔵用のバッテリを優先的に充電し、拡張用のシートバッテリから先に放電する設定になっているので、シートバッテリを着脱しながら効率的に使用できる。シートバッテリは単体での充電も可能。

VAIOオーナーメード/法人向けカスタマイズモデル限定カラー(左から、ブルー、ゴールド、カーボンブラック)

 標準仕様モデルに加え、カスタマイズ可能なVAIOオーナーメードモデルを用意する。VAIOオーナーメードモデルでは、第2世代インテル Core i7-2620Mや高速な第3世代 SSD RAID、フルHD液晶を選択できるほか、8月からは国内で初めて次世代高速通信「LTE」内蔵モジュールを搭載可能になる。また、通常のブラックに加え、VAIOオーナーメード/法人向けカスタマイズモデル限定のブルー、ゴールド、カーボンブラックの計4色から選ぶことができる。