NTT東日本、家庭内の消費電力量や節電効果を可視化、トライアル提供を開始

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2011/06/17 16:41

 NTT東日本は、家庭の消費電力量をウェブブラウザでわかる「NTT東日本 電力見える化サービス(仮称)」のトライアルを7月1日に開始する。期間は10月31日までで、2000名のモニターを募集する。

 「NTT東日本-電力見える化サービス(仮称)」は、自宅内に無線親機や分電盤計測器、電源タップで構成する専用機器を取り付けて、家庭全体の消費電力量や家電個別の消費電力量を計測するサービス。計測した消費電力量は、同社の「光iフレーム」やPCなどのウェブブラウザで確認できる。

 東京電力と東北電力から提供される電力供給情報を「使用量」「供給能力」「使用率」として表示し、エコに役立つアドバイスも提供する。なお、「光iフレーム」ならアドバイスを音声で読み上げる。

 専用機器の貸し出しや消費電力量などを表示するアプリケーション、利用料金は無料。なお、専用機器はトライアル終了後に返却する必要がある。

 トライアルへの応募は、「フレッツ公式ホームページ」や、「フレッツ光メンバーズクラブ」内の「ひかりモニター」から。応募者多数の場合は抽選となる。応募資格は、NTT東日本の「フレッツ光」でインターネットに接続しており、消費電力量表示アプリケーションや専用機器を積極的に活用し、利用に関するアンケートに協力できる人。