デル、15型のWindows搭載ノートPCで世界最薄クラスの「XPS 15z」、9万9980円から

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2011/05/25 12:35

 デルは、5月24日に記者会見を開き、15型のWindows搭載ノートPCで世界最薄クラスとなる「Dell XPS 15z」を披露した。CPUに第二世代インテル Core i5またはCore i7プロセッサーを搭載したハイスペック性能とデザイン性を備えたプレミアムモデル。直販サイトで販売するほか、家電量販店などに設置しているコーナー「デル・リアル・サイト」」での受付けを開始した。最小構成の価格は9万9980円から。

15型のWindows搭載ノートPCで最薄の「Dell XPS 15z」を披露した

 「XPS 15z」は、コンシューマ向けPCブランド「XPS」の上位モデル。製品名には、究極を目指す意味を込めて「z」をつけた。原田洋次・コンシューマー&SMB事業本部マーケティング本部長は、「今後は、zシリーズのラインアップを拡充することを検討している」として、近いうちに小型モデルを発表することを示唆した。

原田洋次コンシューマー&SMB事業本部マーケティング本部長

 同社は、昨年末から“あなたらしさの追求”をテーマに、カスタマイズや24時間365日の購入受付け、デザインの強化やゲームユーザー向けなどの充実したラインアップ、音楽や写真、動画へのアクセス機能などを強みとして訴求してきた。また、タレントの須藤元気さんとコラボレーションした「DELL Streak」のキャンペーンを行うことなどで、コンシューマ向けのブランド強化を図っている。

 「XPS 15z」は、きょう体の素材にアルミニウムを採用。丸みのあるデザインで、文房具や身の回りの品々などにこだわりをもつ人をターゲットに訴求する。デザイン性をアピールするとともに、「これから新しいデルをつくっていく位置づけのモデル」(原田洋次本部長)で、ブランディングの強化を後押しする。


アルミニウムベースの丸みのあるきょう体デザイン

 サイズは幅384.9×高さ(厚さ)24.7×奥行き260.4mm、重さは2.51kg。バッテリ駆動時間は、最長8時間を実現した。光学ドライブは、DVDドライブのみ。これは、デザインと薄さを損なわずに「XPS 15z」を製品化するためには、既存のBDドライブのコンポーネントでは対応できないことが理由で、今後「XPS 15z」のコンセプトに適合するBDドライブが登場すれば、対応する方針だ。

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