ドコモ、「災害用伝言板」がスマートフォンに対応、3月下旬にスタート

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2011/02/23 11:47

 NTTドコモは、スマートフォン向けのインターネット接続サービス「spモード」用に「災害用伝言板」を開発し、3月下旬にサービスを開始する。これによって、大規模災害時にドコモのスマートフォンで災害用伝言板が利用できるようになる。

「災害用伝言板」の利用イメージ

 「災害用伝言板」とは、震度6弱以上の地震などの大規模災害が発生したとき、携帯電話から専用の伝言板にメッセージを登録・閲覧し、安否確認ができるサービス。

 安否情報のメッセージ登録では、現在の状態について「無事です。」「被害があります。」「自宅にいます。」「避難所に居ます。」の四つから選択し、全角100文字以内のコメントが入力できる。

 「災害用伝言板」は、これまで携帯電話向けの「iモード」だけに対応していたが、今回、「spモード」向けの「災害用伝言板」を開発。大規模災害が発生したとき、スマートフォンからユーザーは安否情報が登録できるようになる。これに伴い、サービス名を現在の「iモード災害用伝言板」から「災害用伝言板」に名称を変更する。

 対応機種は「spモード」対応のスマートフォンと、BlackBerry Bold 9700、BlackBerry Curve 9300。「災害用伝言板」は、ドコモマーケットのトップページから、「災害用伝言板」のボタンにアクセスして利用する。