ソニー、ムービーカメラ「Bloggie」が3Dに対応、タッチパネル搭載

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2011/01/14 12:36

 ソニーは、日常の何気ない風景を撮影するのに適したムービーカメラ「Bloggie(ブロギー)」の新製品として、3D映像が撮影できる「Bloggie 3D MHS-FS3」と、3.0型のタッチパネルワイド液晶を備える「Bloggie Touch MHS-TS20K」を発売する。「MHS-FS3」は4月発売予定、「MHS-TS20K」は2月25日発売。価格はオープン。

 「Bloggie」は、日常的に動画や静止画を楽しむことを目的とした小型のデジタルビデオカメラ。撮影した映像をFacebookやmixiなどのSNS、動画共有サイトのYouTubeなどに投稿して、友人や家族と共有して楽しめる。

 3D対応モデル「Bloggie 3D MHS-FS3」は、1/4型CMOSセンサ「Exmor」とレンズをそれぞれ2基搭載し、高品位な3D映像が撮影できる。3D方式はサイドバイサイド方式。3Dと2Dの撮影モード切り替えは背面のボタンで行う。 

Bloggie 3D MHS-FS3

 モニタは2.4型液晶。3D表示に対応し、左右の目に別々の画像を映す「視差バリア方式」を採用し、裸眼で3D映像が楽しめる。サイズは幅55.0×高さ108.0×奥行き17.3mm、重さは約120g。カラーはブラック。実勢価格は3万円前後の見込み。

 「Bloggie Touch MHS-TS20K」は、静電式のタッチパネル式3.0型ワイド液晶を備える2Dモデル。撮影時のズームや再生時の画像送りなど直感的に操作でできる。撮像素子には1/2.5型CMOSセンサ「Exmor」を搭載。また、レンズは動画で広角37mm、静止画で広角32mmを実現した。 

Bloggie Touch MHS-TS20K

 サイズは幅52.0×高さ107.0×奥行き15.2mm、重さは約125g。カラーはシルバー、ブルー、ピンク、ブラックで、ブラックはソニーストアの限定カラー。実勢価格は2万5000円前後の見込み。

 2モデルともデジタル4倍ズームレンズを搭載し、動画はフルハイビジョン(1920×1080/30p)に対応。「MHS-FS3」のズームは2D撮影時のみ動作する。内蔵メモリは8GB。記録フォーマットは静止画がJPEG、動画がMPEG4 AVC/H.264(MP4)。コネクタとしてHDMIミニ端子、USB端子を備える。