Mac用アプリを配信する「Mac App Store」、2011年1月6日にオープン

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2010/12/17 19:17

 アップルは、Mac用アプリケーションを配信するストア「Mac App Store」を、米国時間の2011年1月6日(日本時間1月6日または7日)に、米国や日本など、現在「iTunes Store」を展開している90か国でスタートする予定と発表した。「Mac OS X Snow Leopard」のユーザー向けに、無償のソフトウェア・アップデートを通じて提供する。

 「Mac App Store」は、iPhone/iPod touch/iPad用アプリを配信している「App Store」のMac版にあたるストア。iPhoneなどと同じように、簡単にアプリケーションを探し出し、「iTunes」のアカウントを使って購入できる。ストア上でワンクリックするだけで、アプリケーションのダウンロードとインストールを実行。Mac App Storeから直接配信するので、アップデートも簡単にできる。

 アプリケーションは、教育/ゲーム/グラフィック&デザイン/ライフスタイル/仕事効率化/ユーティリティなどのカテゴリに分類し、新着アプリケーションや注目のアプリケーションの紹介、カテゴリ検索などを通じて簡単に探すことができる。ストア上では、開発者による解説や他のユーザーの評価、レビューなども読める。

 有料アプリケーションの場合、売上げの70%が開発者に利益として還元される。無料アプリケーションの場合は課金対象とならず、Mac App Storeでの配信にかかる費用は発生しない。

「Mac App Store」の画面イメージ