<デジタル人のターニングポイント Vol.4>Dolby Japan 代表取締役社長 漆山正幸

特集

2010/11/19 12:00

 IT業界の専門紙『週刊BCN』に、IT業界のキーマンにインタビューする「時の人」というコーナーがある。デジタル製品を軸に、開発秘話やマーケティング施策、プロモーション展開などを聞いていくコーナーだが、取材の際には、登場していただく方の仕事や人生における「転機」も必ず聞くようにしている。「デジタル人の『Turning Point』」では、彼らの人生のターニングポイントを紹介していこう(毎週金曜・週1回更新)。

Turning Pointは「検証・認定フローの見直し」



―Dolby Japan 代表取締役社長 漆山正幸

 「パートナーであるハードメーカーなどの手間を軽減したことで、今の当社がある」と自信をみせるのには、わけがある。社長就任当時、Dolby技術を搭載する製品に関して、その製品自体を米国本社で検証、認定してからでなければ、ハードメーカーは搭載製品を発売できないことになっていた。

漆山正幸社長

 しかし、ここは日本だ。「当社の検証や認定が遅れることで、パートナーが予定通り製品を出せないのは困る」と、検証や認定を日本法人で実施することを決意し、体制を整えて本社に提案。了承を取りつけた。これによって、メーカー各社は製品をいち早く市場投入できるようになった。 ★インタビューの全文はこちら(BCN Bizlineへ)

※本記事は、週刊BCN 2010年11月15日付 Vol.1358掲載のインタビュー記事「時の人」を一部抜粋したものです。全文は、ITビジネス業界紙「週刊BCN」または、ITビジネス情報サイト「BCN Bizline」でご覧ください。