au、「G'zOne」に円形サブ画面が復活、2010年秋冬/2011年春モデル16機種

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2010/10/19 19:03

 KDDIは10月18日、auの2010年秋冬、2011年春モデルの携帯電話として、ハイスペックの防水・防塵対応端末「G'zOne TYPE-X」や「iida」の新モデルなど、16機種を発表した。

 カシオ計算機製の「G'zOne TYPE-X」は、IPX5/IPX8の防水・防塵性能、耐衝撃性能をもつモデル。有効約1295万画素のカメラを備えるほか、従来モデル「G'zOne CA002」と比較してバッテリの持ち時間を約1.5倍長くするなど、高性能を追求した。「G'zOne」シリーズが10周年を迎えることで、デザイン“原点回帰”。背面の円形のサブディスプレイを復活させた。カラーはグリーン、レッド、ブラック。2010年秋冬モデルとして発売する。

G'zOne TYPE-X

 同じくカシオ計算機製の「EXILIMケータイ CA006」は、有効約1316万画素のカメラを搭載し、静止画や動画の撮影が楽しめる。撮影機能として、30fpsの高速連写に対応。「EXILIMケータイ」として、初めてハイビジョン画質の動画撮影ができるようになった。「TYPE-X」同様、IPX5/IPX8の防水・防塵性能を備える。カラーはビビッドピンク、パールホワイト、ビターブラック。発売は2010年秋冬の予定。

EXILIMケータイ CA006

 シャープ製の「AQUOS SHOT SH010」は、5倍のデジタルズームをもつ有効約1410万画素のカメラを搭載する。ISO12800という高感度撮影もでき、暗い場所での撮影に強い。画像処理エンジン「ProPix」が、高精細な写真を実現する。IPX5/IPX7の防水性能を備える。メイン画面はタッチパネル式の約3.4型液晶。カラーはスプリントブルー、ファントムブラック、アルパインホワイト。2010年秋冬に発売する。

AQUOS SHOT SH010

 「BRAVIA Phone S005」は、データの処理速度が早いソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製のモデル。動作周波数1GHzのCPUを含む米Qualcomm製チップセット「スナップドラゴン」を搭載し、メニュー画面の呼び出しやウェブサイトのページ送りなどがすばやくできる。カメラは有効808万画素。IPX5/IPX7の防水性能を備える。カラーはビビッドレッド、シュガーピンク、クールブルー。発売は2010年秋冬の予定。

BRAVIA Phone S005

 高いカメラ性能をもつソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「Cyber-shotケータイ S006」は、ソニー製の裏面照射型CMOSセンサ「Exmor R」と有効1620万画素のカメラの組み合わせによって、夜景や室内でもノイズの少ない美しい写真を撮ることができる。約3.3型のメイン画面はタッチパネル式液晶。カラーは、フェザーゴールド、ブルームピンク、オーロラブラック。2011年春モデルとして発売する。

Cyber-shotケータイ S006

 携帯電話ブランド「iida」からは、2モデルが登場。「X-RAY」は、デザイナーの吉岡徳仁氏が手がけたモデル。スケルトン素材で、内部の機構が見えるようにした。カラーはレッド、ブラック、ブルー。

 「G11」は岩崎一郎氏がデザインしたシンプルな外観のスライド式端末。09年4月に発売した「G9」のコンセプトを継承しつつ、基本性能を向上した。カラーはブラック×ブラック、オレンジ×ブラック、ブルー×ホワイト。

 発売は「X-RAY」が2010年秋冬、「G11」が2011年春の予定。

iidaのX-RAY

 このほか、2010年秋冬モデルとして、シンプルな外観の富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製「T005」、7色からカラーを選べるシャープ製「SH009」、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の上品な大人向けモデル「URBANO MOND」、カメラ非搭載の京セラ製「K006」の4機種を発表。

iidaのG11

 また、2011年春モデルとして、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製のスライド式モデル「T006」、ラウンドフォルムのシャープ製「SH011」、イルミネーションが美しい京セラ製の「K007」、同じく京セラ製で使いやすい「簡単ケータイ K008」、キーが操作しやすい韓国パンテック製の「PT002」の5機種を発表した。