米国No.1のPCチューニングソフト「PC Matic」が上陸、パッケージ版を発売

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2010/08/11 18:54

 米国No.1といわれている米PC Pitstopのパソコンチューニングソフト「PC Matic」を、パッケージ版「PC Matic 2011」として日本で発売するにあたり、米PC Pitstopや日本の総販売代理店ブルースターなどは8月9日、記者会見を開き、ソフトの特徴や販売形態について説明した。

8月下旬に発売するパッケージ版「PC Matic 2011」

 「PC Matic」は、「高速化」「最適化」「安定性」「セキュリティ対策」などをテーマにPCに最適な環境を分析・実行するほか、マルウェアなどの削除などができるソフト。1つのアカウントで5台のPCに対応する。

 実行に必要なプログラムをその都度ダウンロードするクラウド型ソフトなので、常に最新の状態で利用できる。米PC Pitstopのケイス・リンデンCOO(最高執行責任者)は、「ワールドワイドでユーザー数が200万を突破している」と自信をみせた。 

米PC Pitstopのケイス・リンデンCOO

 日本では、クラウドサービスとして提供することに加え、サービス利用を促すために、まずはPCのセキュリティ状況を分析・アドバイスするフリーウェアとして提供、PCのチューニングやセキュリティ対策を行いたいユーザーだけに課金するといった「フリーミアム」のビジネスモデルを前面に押し出す。ブルースターの坂本光正社長は、「フリーミアムの潮流がきている」と捉えている。 

ブルースターの坂本光正社長

 オンラインでの提供に加え、8月下旬にはパッケージ版も発売。家電量販店などへのパッケージ流通は、マグノリアが担当する。ほかにも、グリーンハウスのセキュリティ機能付きUSBメモリ「PicoDrive ST」に「PC Matic」の機能を搭載して提供することなども予定している。

 坂本社長は、「ユーザー数については、1か月平均で1万ユーザーは獲得する。再来年頃(2012~2013年)には、70万ユーザーまで増やしたい」と抱負を語った。