東芝、世界初、HDD本体を取り外すとデータを瞬時に無効化する技術を開発

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2010/08/10 16:54

 東芝は8月10日、HDDにおける暗号化技術を応用した情報漏えい防止の新技術として、世界で初めて、HDDを搭載機器から取りはずした時などに記録データを自動で瞬時に無効化する技術を開発したと発表した。

 ディスク上に記録された暗号化データを解読するための「暗号鍵」について、搭載機器から取りはずすなどHDDへの電源供給が断たれた場合に自動で消去し、記録データを瞬時に解読不能とすることで無効化する仕組み。HDD内の記録領域を複数に分割し、各領域について「電源オフ時にデータを無効化する」「電源オフでもデータは無効化せず暗号化状態で保護する」など、属性の設定も可能。HDD上の領域ごとにセキュリティレベルを設定できる。

 従来の暗号化機能を搭載したHDDでは、搭載機器からの指示がなければデータを無効化できなかったが、新技術を利用すれば、搭載機器からの指示がなくても自動的にデータを無効化できるため、万が一、HDDが盗難されても情報漏えいが発生しない。

 今回開発した新技術は、今後、暗号化機能付きHDDにオプションとして搭載し、パソコンやOA機器からのHDD盗難による情報漏えい防止策、機器のリース期間終了時や廃却時などに、データを簡単に消去する方法として提案していく。

HDD内データ無効化技術における新技術の位置づけ

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